20XX/○○/○○ 調査と買い物
今日は仕事に向けての準備に終始。学校の授業はセンセイの個人指導だけだったから、早めに帰って来れた。
最初は、詩遠さんにも手伝ってもらって、大学の図書館に。都市情報網では、今や遠くなってしまった外国のマイナーな神話や伝承は調べきれなかった。
まず、コモドオオトカゲのことを調べた。昔は本物の竜と勘違いされたこともあるらしい、大きなトカゲだ。
毒の牙を持っていて人間も食べてしまう、言ってしまえば害獣にも近い存在だけど、生息地の人には親しまれていたとか。
その理由が、現地の人間の遠い親戚だという伝説があるから、らしい。前に狛原先生にも聞いた、トーテムという概念に似ているのかも。
そして、その伝説に登場するのが、オラというメス? 女性? のコモドオオトカゲらしい。
特に神様だとか、そういう話はないし、凶悪な能力が伝わってるわけでもない。ただ、コモドオオトカゲとしての生物の力をサーヴァントの出力で
その後は、難波のアングラ街に。リアニメイトの店主さんに連絡を入れて、
見つからないのが一番だから、ちょっと高いけど、隠密の護符も。どちらもいい買い物になった。支払った金額的にも。
それから、帰り道に下調べ。明後日には通る場所だし、これまで何回も使ってはいるけど、様子を見るのは大切。
見た感じ、明日までに何か特別な行事があるわけでもないし、工事もない。問題なく通れる。
通りいっぺん確認したら、帰りしなに梅田で買い物をして帰った。そろそろフレークと牛乳もなくなるところだったから、ちょうどよかった。
……残りの量も少なくなってきたし、明後日にでもちょっと贅沢に食べちゃおうかな。
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追伸。途中で書き損じたところがあるから、忘れないうちに。
オラが、サーヴァントとしての出力で、コモドオオトカゲとしての力を振るったら、多分それなりに厄介だ。解呪じゃなくて、解毒を考えた薬とか、持っていった方がいいかも。