kagemiya@なりきり

影見ツクシの日記帳 / 31

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20XX/○○/○○ おでん
今日は、夕方まで学校で授業があって、帰るのが少し遅くなった。それで、晩ごはんを自炊するのも面倒だと思ったから、駅前の広場を少しうろうろしてみることにした。
この辺りには、夕方くらいになると何故か屋台が集まってくる。坂井のおじいちゃんのお好み焼き屋もその中の一つで、私はよくお世話になっている。それで、今日も屋台でご飯を食べようかと思って、色々物色していた。
そしたら、たまたま見つけたのがおでん屋さん。家でおでんなんて作ったことはない(鍋を使うときはだいたいカレーとかだ)から、食べてみようかな、という気になって、ちょっと入ってみた。
そしたら、隣の席の人から声をかけられて、誰かと思ったらセンセイだった。隣には狛原先生や相良先生もいて、先生達がちょっとした飲み会をしている感じだった。
……気まずいなんてものじゃなかったから、慌てて出ようとしたんだけど。流石にそれも失礼かと思って、仕方なく隣の席に座って、そのままご飯を食べることになった。
だけど、思っていたよりも無理矢理話に巻き込まれることも、露骨に無視されることもなかった、というか。狛原先生や相良先生からはちょっとだけ話を振られたり、センセイが間に立ってそれを取り持ってくれたりと、混ざっちゃった私にも配慮してくれてるのは分かった。何だかんだ、私もそこまで嫌な思いはしなかったし。
まぁ、ここのおでん、特に卵は美味しかったから、いいお店を見つけられたと思って、今日のことは受け入れようと思う。センセイから心配されてた感じなのは、やっぱり恥ずかしいけど。これくらいなら許容範囲だ。
……いや、訂正。流石に二度も三度も同じ目には遭いたくないかな。

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