0:44の姿勢の見極め方についてですが、
プロッタ画面左にある拡大画像と、パイロット位置から見た機影には、違いがある事に気を付けなければなりません。
パイロットの目には、かなり奥へ倒れている感じになります。
なお当然の事ながら、ロールの当て舵は単純にラダーを当てれば良いという様なものでは無く、この場合なら、
背面直線→ポンとダウンを打って機首上げと同時にロール開始→ナイフエッジ付近での右ラダー→180°ロール終了間際にアップ→正面飛行
といった操作が必要になる訳です。
「そんな事分かっている」と思われるかもしれませんが、
舵をどこで入れて、どこで抜くか、そしてその量は、といった事は、演技フライトには最も大切な所でもあります。
エルロン・ロールについて、動画を参考にじっくり考えてみてください。
11:12辺り、「とっても難しい」
実感がこもっています。
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舵を戻す事が重要ポイントです。
動画の9:03や9:06を見てください。
エレベーターを引いたまま、エルロンを打つのではありません。
5度ヘッドアップさせた瞬間にはエレベーターはニュートラルです。
10度というのは初級トレーニング用です。
そして、この5度というのはフライトコーチの姿勢グラフでは確認できるのですが、肉眼では恐らく見えない量です。
また、「ヘッドアップなど要らないよ」と言われる場合の飛行は、単に降下ロールを行なっているだけに過ぎないのです。