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飛行軌跡のジャンプ位置におけるJSONファイルの修正について / 16

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前回投稿しました方法と同様に、リボン図のジャンプの状況として、ジャンプ時刻までは正常な値で、ジャンプした後徐々に正常な値に漸近すると判断される場合に限って、ジャンプ時の値とジャンプ後数秒後の値を直線で結び、これに移動平均操作を施しました。前回のケースで、パラメータを吟味して与えた結果ジャンプのあったループのリボン図が下記のようになりました。移動平均したままですと多少凹凸が残りますので、前回と同様カルマン平滑化操作で凹凸を取り除きました。修正前のリボン図と合わせて示します。
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 今回は前出のパラメータを吟味する前のリボン図と比較してかなり滑らかになり、不自然なところはありません。また、ジャンプ後の飛行軌跡もジャンプ前の飛行軌跡に沿った形になり、ジャンプ前後の移動平均操作を行った前出の場合と比較してジャンプの影響が見られず、実際にフライトした時の印象から判断してより実際に近い飛行軌跡になっているものと思われます。ただし、ジャンプ後の位置情報について直線近似後移動平均操作を行っていますので、その修正精度につきましては保証できません。ジャンプ前後の領域で飛行軌跡に大きな変化をもたらすようなプロポ操作を行った場合は、参考程度にお考え頂ければと思います。
 このように、ジャンプ時刻までは正常な値で、ジャンプした後徐々に正常な値に漸近すると判断される場合に限れば、今回の修正方法は有用な方法であると考えます。

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