法介
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2023/10/31 (火) 03:35:05
二乗とは声聞と縁覚の境涯を指して言った言葉です。
蔵教の声聞は九次第定で寂滅の「無余涅槃」を目指し、六道輪廻から解脱して天上界へ〝転生〟します。
通教の縁覚は「空」を覚って仏の空観(色界)に入り天界で「有余涅槃」を覚ります。
この二つの涅槃の相から離れた不相が『唯識』で説く円成実性(えんじょうじっしょう)となります。。
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