Arcaea Wiki@zawazawa
ストーリーの考察 / 49
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Main storyのVS-6にて、『菫色混じりの歪に歪んだアノマリー』と描写されています。ということは、色が普通とは違い、形が歪んだ"異常な"欠片のことを指すのではないでしょうか？
また、『どこかで見た、数分前に感じたようなグロテスクな存在。現実がその正しさを失ったかのような感覚。
そして、ありえない状態が眼前にあるという事実。』とも書かれているので、悍ましい気配を纏っている欠片ともとれます。
さらに、対立がその欠片を目にしたとき、『世界のほぼ総ての智慧、過去と現在に存在した大凡の叡智』、この世界の目的、さらには自分のことや光、エト、ルナといった他の人間のこと、他の世界のこと、『他の旅人の向かう先とその終わり』…『この「現実」なる檻にまつわる真実』を垣間見たと書いてあります。これについての詳細なことは不明です。真実が詰め込まれた欠片といったところでしょうか？
あと余談ですが、真実を見た対立は、『(――そう、それでこんなもの。これで総てだというのね)』と心中で語っています。これが何を意味するかは分かりません。
アノマリーを目にして真実を知った後、対立は強大な力を得ています。『(笑いなさい、貴女。暴風<テンペスト>でも喚び寄せてみるといいわ)』といった文章から、この力を示した曲がTempestissimoだということは、ほぼ間違いないと思います。
共通点からの推察に基づく付け足しになりますが、以下もアノマリーの性質ではないでしょうか。
・光が持ち歩く赤アーケアと串刺し対立を映す褪せたアーケア(どちらも原文ではanomalousやanomalyと描写されている)はどちらもArcaea世界の人物に関係して、かつArcaea世界内での出来事を映している点。ループという可能性を無しにするなら、今生きている光と対立の記憶がアーケアに映るはずもありません。未来をも映すが故の異例という可能性も考えられますが、赤アノマリーが1-4以前の光の様子を映すことを考えると断定できません。
・9-4の地の文がいうように「周囲の存在を脅かす」とか「物事を奇怪に変質させ、無益な混沌をもたら」し、その上どれも光と対立の殺陣や蹂躙に繋がっている点。赤アノマリーは結果的に光のためになったものの光の精神を揺さぶっている。捻くれた見解であるのは承知の上ですが、本来は死にゆくはずの光の精神が保たれたことで厭世主義かつ傷害衝動に目覚めている対立と今後出会い、そこで理不尽に襲われ最終的に何もできないまま蹂躙されることの布石が打たれたと見れなくもありません。褪せたアノマリーも光に対して友好的になりかけていた対立が急に掌を返して襲い掛かる理由を与えています。菫アノマリーも、光が蹂躙されるきっかけを作ったことに加えて対立にも不機嫌さと感傷を感じさせています。