名前なし
2017/02/21 (火) 23:42:21
6e6ca@3fe13
前からすごい疑問だったんだが何で一部車両除く対戦車自走砲ってみんなオープントップなの?マルダーとかZIS-30、ホロ等初期車両だけかと思いきやナースホルンやエーミール、ナトにM18とか各国の中盤以降の車両も割とオープントップだよね。自走式対空砲みたいに空に向けて撃たなきゃならないわけでもないのに何であんなにガラガラ開けてるんだ?オープントップの対戦車自走砲に積まれていた対戦車砲を中戦車に載せて運用できた事例もあるし、対戦車自走砲だけど密閉型の車両だっているから砲の反動関連でああするしかなかったっていうのは無さそうだけど…
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機動戦するならともかく待ち伏せの移動しやすい砲台には正面以外の装甲そんな要らないんじゃね?流用するなら余計な手間はかけたくないだろうし
M36にアベンジャーみたいな密閉じゃないカバーみたいなキットあったらしいしオープントップが問題になることもあったようだけどな
対戦車砲とか自走砲は牽引しないといけないし、砲撃に弱いしどうしよう・・・→車両に乗せたらいいじゃない 対戦車自走砲は戦車の派生というより砲兵の延長なのよ。
でもちょっとした鉄板1枚被せる手間だけで、航空機の機銃も半減させれそうなもんだけどなぁ…
そこらへんは各国の運用思想に差があるけど、基本殴り合いじゃなくて待ち伏せを是としてるんだよね。「戦車には戦車でおk」って概念はわりとつい最近の話。
つってもパンターとかは機銃掃射で撃破された例もあるし、M2は元は対物用途だし
m18は遊撃手みたいなもんだよ もっともパンターの出現で大変なことになったけど
元々固定式だった火砲の陣地転換を即座に行えるようにしたものであって、戦車のような機動戦は目的としてなかったからね。敵陣に侵入して肉薄戦を行う戦車とは違って、あくまで自陣地で防衛や援護射撃を行う物だから、戦車程の装甲は求められなかった。(後になって自走砲にも装甲付け加えたりはしてたが)
M18とかアメリカの自走砲は敵より早く発見し、敵が攻撃態勢を整える前に攻撃するっていう思想だから周囲の視界確保の為にオープントップになってたはず。広い視野ってのはそれだけで有利になる。機銃掃射に弱かったりと短所にもなりえるが。ドイツやソ連のあの辺の自走砲は基本的に後方からの支援砲撃がメインだから装甲をあんまり必要としていない。そんでだったら広い視界と動けるスペースを確保するためにあんな感じになってる。
大抵の対戦車自走砲はパパッと安く、ある程度の量を元の車両をなるべく改造しないで済むように作るのが基本(一々新車で作るほど余裕があったのはアメリカぐらい。)だからだと思う。屋根つけたりしたら視界確保のためにキューポラみたいのやペリスコープ沢山必要になるし。型落ちした戦車の再利用という意味もあるからね。あとそもそもこいつらが飛行機に撃たれるような見晴らしの良い場所にいる事なんて行軍中ぐらいだろうし。
牽引砲とかを戦車とかの車体の上に乗っけたのが「自走砲」であって、独マルダーのようなのが基本。ナスホやエミールもその延長線上にいて、対戦車砲を搭載して用意した陣地から待伏せ砲撃戦を行う関係から敵歩兵の銃弾を防ぐ程度の薄い装甲板で覆ってはいるが、天井までは設けていない。自走砲の癖に密閉型戦闘室を持つのが独Ⅲ/Ⅳ/Ⅴ/Ⅵ号駆逐戦車やソSU-76/85/152/122で、これらは自走砲だが「戦車隊に付随して一緒に突撃する」という運用が行われていて、この為に戦車同様に全周装甲化され天井もある。(回転砲塔ないから最前線まで行って物陰から狙い撃つって感じだけど)どう使うか、どういう兵器なのかの違い。(独Ⅲ号突撃砲は本来歩兵隊に追随・突撃する歩兵戦車的な奴。機甲部隊にも配備されたけど)