ドリランド
turiikuze459
2023/05/05 (金) 23:49:05
男「あいづ、……の、服だ……」
そう、丸くてでかい物体の口の奥にあった服とズボンは間違いなく先ほどから行方不明になっていた男のツレのものであった。
丸くてでかい物体「ンマソオ〜〜〜ッ!!」ドゥルルルアァァァ〜〜
丸くてでかい物体は目の前の男を見て喜んでいる様子で、唾液を滝のように下に落としている。よほど美味しそうなご馳走なのだろう。そして、その唾液は紫色であった。
男「だ、だでかだすげて!だふけてぐれえええ!!」
男は、全てを悟った。『自分の周りの車や木に着いていた紫色の液体の正体はこのバケモノの唾液であり、自分以外の人間は全てこのバケモノの胃袋の中なのだ』と。そして、声も上手く出せないながらも必死で誰かに助けを求めた。
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