あんみつ
General
2020/05/18 (月) 15:33:18
御ハッサム「嘘だろ…ただの攻撃にはビクともしないはずなのに…!」
信じられないという表情をした御ハッサムの肩に、あんみつは手を置いた。
あんみつ「柿崎、彼は機械オタクだ」
御ハッサム「…!」
機械オタクはだいたい何でもできるのだ。
柿崎「それで?お前さん、さっきから何か言いたげだが」
あんみつはそう尋ねられ、ふうっと息を履いた。
懐から1枚のカードを取り出すと、柿崎に投げつける。世界最強のクレジットカード──アメリカン・エキスプレス・センチュリオンである。
柿崎「これは…ブラックカード!実在したのか…」
驚愕する柿崎に、あんみつは取引を持ちかける。
その条件とは、自分が1億を払う代わりに矛を納めること。そして、さらに5億を払う代わりに──
あんみつ「柿崎さん。俺に加勢して、すいぴらや木偶の坊と戦ってほしい」
御ハッサム「待ってください!いくらお金持ちの先輩といえど、さすがにその額は…」
あんみつ「いいんだ!…大切な彼女を助けるためなら、金などいくらでも惜しくない」
その男気あるあんみつの言葉に、御ハッサムは心を打たれ涙した。
対する柿崎はひっひっひっと笑い、あっしはそのセリフが聞きたかったのさ、と呟いた。
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