柿崎は渋々、ピストルから手を放した──そのときである。
ドガーン!!という爆発音と共に、壁の一部が破壊された──「あっ...!?」瓦礫と黒煙の中から、勢いよく投げられた小刀は、柿崎の心臓を正確に貫いた。
次に標的にされたのは、最も近くにいたオノノである。
襲撃者は黒煙の中から、日本刀を片手に跳びかかった。
オノノ「何者だぁ!?」
現役の傭兵であるオノノを狙ったのが、襲撃者の運の尽きだった。
咄嗟に構えた大斧で、太刀を受けられる──ガンッ!ガンッ!ガンッ!と、三回目の斬撃が防がれたところで、横にいたシャンてぇあは、襲撃者を射殺した。
柿崎、アクティブ、アポカド死亡。
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