快く迎え入れてくれた少年は、暴力的犯罪組織の人間にしては、非常に明るかった。
油断を誘っている可能性もあるが、どちらにせよ、話しやすい方が良い。
簡単に組織についての説明をしながら、少年は、アジトの案内を始めた。
水星人のピラミッド「ここがトイレで...あ、そこがオーナーの部屋ですね!一応、挨拶しに行きましょうか!」
みのしまさん「...はい」
ここまで軽率だと、いくらプロの殺し屋とはいえ、調子が狂う。
オーナーとは、この組織のボスのことだろうか。それにしては、警備が手薄であった。
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