あんみつ
General
2018/06/24 (日) 22:51:46
その夜、みのしまさんはベットの上で悩んでいた。
今回の仕事はあまりにも簡単過ぎるのだ。過去に、そうして油断させられて、うっかり殺されかけた案件もあった。あのラルトス神という男が、いつ自分の命を狙ってくるかわからない。
時計を見ると、もうすぐ24時。ラルトス神の計画通り毒を入れるのであれば、5時までには行う必要があった。
ため息をつきながらも、上体を起こしたその時である
「きゃああああああああああああああっ!!」
どこからか、布を裂くような悲鳴が響き渡る。
なんだ?俺以外に資格が現れたのか?
みのしまさんは、銃を懐に入れると、警戒しながら外に飛び出した。
階段を上がって二階へ進む。そこには、悲鳴の主と思われるような腰を抜かした少年と 血塗れで倒れているラルトス神の姿があった。
アクティブ「あ、あっ!トイレに行こうと思って部屋を出たらっ!そのっ、らりっ、ラルトス神がぁっ!!」
少年は、死体を見るのが初めてなのか、失禁し、がたがたと震えていた。
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刺客、じゃないのか?
ラル神!!