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【SS】名前のないコテハン / 18

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あんみつ 2018/01/08 (月) 20:16:17

その夜、アクティブはすいぴらと共に高級レストランで食事をしていた。

すいぴら「それでね、そのドレスを友達と奪い合いよ。だって一着しかないんだもん。」

すいぴら「でも安心して、あたしのものにしたから...って聞いてるの?」

アクティブ「え?...あ、ああ^^;」

すいぴら「今度のパーティはそれを着ていくわね」

そう言って彼女はまた一口、美味しそうにワインを飲む。

すいぴらとは反対に、アクティブの皿の料理は、一口も触れられていない。

アクティブ「カルテを見たんだ...そのオペを担当したのはシータ先生だった」

すいぴら「やだ、まだその話してるの?」

アクティブ「明らかにオペ開始に時間がかかり過ぎている。もっと迅速に開頭していれば...」

すいぴらは眉を顰める。

すいぴら「やめてよ、食事中にそんな話」

アクティブ「シータ先生には悪いけど、俺が出刀していたらあの患者を助けられたのかもしれない。しかし...」

アクティブはため息をつくと、いつもの表情を取り戻した。

アクティブ「俺にあんなことを言ったってどうしろって言うんだよ^^;俺はただ院長の命令に従っただけなのによ^^;」

アクティブ「俺に責任は無い^^;」

アクティブ「そうだろ?^^;」

すいぴら「そうよ。人の命は平等じゃないもの」

すいぴらは微笑してそう言い放った。

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