午前10時30分 某通り
アクティブ「いいぞ!いい走りだ!」
古びた自転車が猛スピードで走っていた。
アクティブ「よし!ギアチェンジ....」
ガチャガチャ...ギィ
アクティブ「うわああ!」
チェーンから妙な音が発せられると同時に、アクティブは勢いよく地面に打ち付けられた。
アクティブ「いて~...」
膝を抱えて起き上がろうとしたその時────
わい「またゴミが走ってんのかよ。」
目の前に現れたのは、近所のいじめっ子三人組である。
馬場アデク「目障りなんだよゴミが!」
三人は一斉に自転車を蹴り始めた。
アクティブ「や...やめ...やめてよ!」
アクティブは必死にそう叫ぶも、ハギワラに顔面を蹴りとばされる。
ハギワラ「ゴミはゴミ捨て場に帰りな。」
アクティブ「...」
三人組はアクティブを嘲笑しながらその場を去った。
その背中を涙目で眺めていると
「大丈夫かい?」
背後から何者かに声をかけられた。
通報 ...