「がぁ...クソ...なにがどうなって...!?」
切り裂かれた胴体からは大量の血液が出血していた。この傷ではもう助からないだろう。
「虚像太刀は光の屈折を利用した幻流奥義です。
あなたは右から攻撃を受けたように見えたんでしょうが、実際は左からの攻撃だったのですよ」
「...なんだと」
「しかし、あのような大剣を軽々と振りまわす。敵とはいえ称賛に値しますね」
「あ...あ...」
元祖ヒレカツあは仇からの拍手喝采を浴びながらこの世を去った。
元祖ヒレカツあ 戦死
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