みんポケ!

学園の朱い鳥 / 26

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残りカス 2016/11/17 (木) 22:46:02

当たり前だが俺は汚れた女王(ダーティークイーン)に頼り切った戦い方をする。一応他の二つの能力でも戦えるがその一つの汚れた王(ダーティーキング)の能力はLv10以下の魔法を使用可能にすることができる程度の力で劣勢を打開するほどの力はない。かといってもう一つのほうは俺の切り札なのでおいそれと見せるわけにはいかない。いや見せても戦闘後に汚れた女王(ダーティークイーン)で勘違いさせればいいだけなのだが少し面倒なのだ。

アロフレ「どうした?お前の力はそれほどではないだろう?俺の正義の拳(ジャスティスパンチ)を受けてもまだ立ち上がれるほどなのだ、切り札の一つや二つぐらいあるのだろう?」

雑貨屋「誰が切り札をそうやすやすと切るんだよ!馬鹿かてめぇは!」

アロフレ「ふむ、正義の味方に対してその暴言、許しがたいな。正義の蹴(ジャスティスキック)ッ!」

一瞬で10mの距離を縮め右足が俺の腹に食い込む。やばい、なんとか死にはしていないがいつ死んでもおかしくないぐらい死にかけだ。内臓がぐちゃぐちゃ骨もぐちゃぐちゃ、汚れた女王(ダーティークイーン)で勘違いさせていなかったら俺は死んでる。

アロフレ「まだ生きているか、俺の蹴りを受けて死んでないなんて久々に手ごたえのある悪役だ、どれ、少し本気を出すか。正義の力(ジャスティスパワー)ッ!」

アロフレの体から光るオーラの様なものが出ている。恐らく身体能力強化系の魔法だろう、それもLv11以上の。つまり最低でも身体能力が1000倍以上になっているはずだ、やれやれ、こんな相手だったら流石に切り札を切らざるを得ないではないか。

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