1時間前―――――
学校が始まってから2週間たったある日の出来事
アポかど「さあ、基礎魔法学の授業を始める。では名無し、まず魔法のLvについて答えよ。」
名無し「ハイ、Lvトイウモノハ魔法ノ難易度デ15段階ニ分カレテイマス。Lv1ダト非常ニ簡単デスガLv15ダト神話ノ神話ノ神話ノ神話ニデテクルヨウナ神デスラツカエナイト言ワレテイマス。」
アポかど「ああ、そうだ。このLv表を張っとくから暗記しとけよ?テストに出すからな。」
Lv1~3 俗にいう生活魔法。着火、温風などがある。
Lv4~6 これが使えれば一人前。火球、風刃などがある。
Lv7~9 天才の領域。
Lv10 人外。ここからは人それぞれ使える魔法が固有のものとなっていく。
Lv11以降 神の神の神の神ぐらいでも使えないレベル。色々とヤバい。
まあここらは子供でも知ってる(ただその道の人間の、という前置きが付くが)。ちなみに俺の持っている
アポかど「さて、特にすることもないし実戦に近い訓練でもするか。」
教師が凄いことを言い出した。いや、俺達は基礎魔法学なんてものは小学校の時にマスターしているから確かにすることはないのだがそれでも実戦に近い訓練ってのは頭がおかしい。
アポかど「じゃあそうだな……雑貨屋とアロフレ、二人で殺しあえ、なあに、死んだら復活させてやる。」
確かにLv10の魔法で復活はあるがそれでも死ぬのは嫌だなぁ。
アポかど「じゃあ行くぞ?
ただ俺が了承しないうちにそれを使うのだけはやめてほしい、あっちはもうこちらに攻撃を仕掛けてきた。止めてくれよ。