「エイリアンじゃないぞ、と言ったら?」
因みにこれは嘘です。
「この『異星人判別器』で調べる」
あんみつがポケットからテレビのリモコンのような機械を取り出す。
「そんなものあるのか」
「研究の成果さ」
「まあいいや、意味ないだろうけどやってみな」
あんみつが判別器のスイッチを押すとリモコンの先端から赤い光が放たれた。即座にピー、ピーという音がなる。
「黒だな」
「あー」
「死んでくれ」
「待て。確かにエイリアンではあるがこの地球を襲いにきたエイリアンではない、旅行でたまたまやってきたエイリアンだ、と言ったら?」
因みにこれも嘘です。
「この『敵性異星人判別器』で調べる」
あんみつがポケットからテレビのリモコンのような機械を取り出す。
「そんなものあるのか」
「研究の成果さ」
「まあいい、意味ないだろうけどやってみな」
あんみつが判別器のスイッチを押すとリモコンの先端から赤い光が放たれた。即座にピー、ピーという音がなる。
「黒だな」
「あー」
「死んでくれ」
「待て、エイリアンにされたが精神までは弄られてない、と言ったら?」
「この「洗脳判別器」で調べる」
あんみつがポケットからテレビのリモコンのような機械を取り出す。
「流石に無理あるでしょ」
「研究の成果さ」
「わかったやってみな」
あんみつが判別器のスイッチを押すとリモコンの先端から赤い光が放たれた。即座にピー、ピーという音がなる。
「黒だな」
「お前適当言ってるだろ」
「帰れって言ってんだよ、察してくれ」
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