「雷霆か……生きてたのか」
「よっあんみつ、久し振りだねぇ。なあに、そんなに身構えるなよ」
「何の用かな、生憎こっちも備蓄が尽きていてね」
「別に飯を奢れとかじゃあない。向こうのでっかいお城にいる奴らの元締めを、俺と協力して倒さねえかって話さ」
「なるほど、断る」
「なんでさ、備蓄が尽きるってんなら尚更だ。此処でしぶとく生き延びてても、結局殺されることには変わりないだろ」
「理由はまあ色々あるが、一番大きいのは……お前がエイリアン化しているからかな」
あんみつが俺に銃口を向ける。
特に深い意味はないが、敢えて不敵に笑ってみた。
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