残りカス
camel_cricket
2016/08/02 (火) 23:00:54
「ああ、しくじったなぁ……」
私は一人独白する。
「そもそもいくら画鋲くんのスタンドが弱くても私みたいな非戦闘系のスタンド使いにどうしろっていうんだよ……」
着ているスーツをボロボロにしながら屍島のとある家、とある一室で私は拳銃に弾を入れる。
「あーあ、服がボロボロだよ、高かったのになぁ……」
拳銃をいつでも撃てるように準備したら私は頭に銃口を付ける。
「君の全ての人生が無駄だなんてとは言わないから安心しなさい、Amen」
私は拳銃の引き金を引く。画鋲くんの頭を貫通した弾丸は部屋の壁に弾かれ地面に落ちた。
「これでようやく1人目か、先は長いなぁ、でも君に会うためならなんでもするよ。いとしのレイラ」
私―――めがP―――は部屋の鍵を開ける。と、同時に画鋲くんは床に倒れる。
「次のターゲットは――――――馬場アデクくんにするか」
そうつぶやき私は屍島警察署を後にした。
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