そんなとりとめのないハンター達の会話に耳を傾けるハンターがいた。
セト「ヒヒヒ。また俺の話してやがんぜ」
セト「もっとしろもっとしろぉ」
この不気味に笑う少年こそ、今ハンター達の話題にあがっていたセトである。
身長こそ平均より頭一つ分低いが、頭以外の全身を包むレウスシリーズの防具と人を殺していそうなほど目付きの悪い三白眼と目の下にある深い隈が鋭い威容を放ちそのことを周りに感じさせずにいた。低身長なことには変わりないが。
彼は自分のことを褒め称えるハンター達の談話へと耳をより傾けた。
直後、彼の笑みは凍り付く。
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