カタログスペックをDefender Mk.1と比較してみた。
単発とマガジン装填時間、DPM、車体上部装甲、それからヒットボックス以外のほぼ全てにおいてDefender Mk.1(以下Mk.1と略す)に劣っていてある意味驚異的なスペック。
弾倉交換はMk.1の17.3秒に対しTSLは13.6秒と早く、DPMも約100上回っておりここは嬉しいポイント。単発火力は225とMk.1の190より高いが、弾倉火力になるとMk.1が760に対しTSLは675となり逆転される。連射間隔は4連発のmk.1が2.0秒なのに対し、TSLは3発弾倉で3.0秒間隔なので撃ちきり時間は6秒で同じ。その他は貫通力、精度、俯角などほぼ全ての砲性能でTSLが劣っている。
足回りはTSLの完敗。出重比から不整地の走破能力、旋回速度に至るまでとことん負けている。一応火災発生率がMk.1の20%に対しTSLは12%と低いという利点はある。ディーゼル駆動なのかな?
低車高なので隠蔽がいいかと思いきやMk.1と全く同じ数値。
砲塔装甲はもはや比べるべくもない。TSLの砲塔はキューポラが小さく一見頑丈そうに見えるかもしれない。しかし尖っているほうのほっぺたは急傾斜によって厚みを稼いでいるため、標準化作用の強いAP相手だと実質210mm程度になってしまう。独特な形状を生かしたよそ見が一応できそうだが、防楯の上半分は裏にある本装甲が薄いために貫通200mm程度のAPで容易に撃ち抜かれる危険がある。ただ複雑な形状ゆえ謎弾きは起こりやすいだろう。
車体上部装甲はMk.1よりも厚く、相手が格下低貫通なら弾く望みはある。しかし、前面の向かって左にある垂直部が40mmしかなく、大口径に限らず多くの車両の榴弾が貫通する弱点となっている。側面は50mmなので各種飯は不向き。
ざっと性能を確認した感想としては、弾倉交換がMk.1より4秒弱早いという強みはあるものの、コンテナ販売で大枚はたいて入手するには値しない車両だと感じる。コレクション目的なら別だけれども、乗り回したいなら素直に安くなってるディフェンチュを買うことをおすすめする。
横からだけどmk.1と比べたら照準拡散が大きいしそれもコイツの欠点かも。照準速度は早いから絞れば問題ないんだけど走り撃ちとかはあんま当たらないって感じがした。それでもT69に比べたらまだ拡散はマシな方なんが…
拡散も大きいのか...強みはどこ??ある??