ページ名の変更(renameコマンド)は管理者権限ではなく、一般開放して良いと思います。
例えば新規作成、削除、編集は誰でもできます。ページ名の編集権限がこれらと区別される理由が見当たりません。
システム的にはバックアップや添付ファイルなどページ名に紐づいたものが内部に存在しますが、renameコマンドで変更すればこれらの整合性は取れます。
逆に名前を変えたいページを削除してから、別名で新ページを作成してソース文だけ移しても上記のものは引き継げません。ユーザが自分のできる範囲でなんとか解決しようとするとバックアップを失ったり、添付ファイルが迷子になったり、システム側にゴミが残ったりと良いことがありません。
ページ名の変更履歴(RenameLog)はだれでも見れるので仮に荒らされても戻せます。ページ編集の対応と同じことです。
問題が出るとすれば既存ページ名で作られてるリンクやページ参照式のプラグインの整合性です。ページ名をちょっと修正したつもりが気が付かないところに影響が出たみたいなケースでしょうか。しかしそれはシステム側で気にすることではなく運用で解決する問題だと思います。
最終的には管理者の負担に影響がでそうなので、管理者側でOff/Onできるようにしてもいいかもしれません。しかし私の意見としては最初に述べたように誰でもページが作れたり消せたりできる前提のシステムなら名前の変更操作もその中に含まれると思います。なので、設定としてはデフォルトが開放で、管理者の判断で禁止も選択できるのがよいと思います。
ページ名の変更場面はいくつかあります。
誤記などはわかりやすいですがそれ以外で。階層構造をやめたり、逆にページを分類して階層構造に変更したり。
参加者が勝手気ままに付けたページ名を整えたり。カタカナ、全角半角、英語表記を統一したり、スペース替わりに使ってるアンダースコアを直したりなど。
気付いたときにすぐ直したいケースや、計画的にまとめて直すケースなど考えられますが、いずれにしろ全部管理者にお願いする(される)のも大変です。
個人ページや任せてるページなら勝手にやればいいし、自分で話をまとめられるなら自分でやればいいと思います。