SSですな
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幻想郷最速(自称)な6‐6‐7@たこルカも好きよ
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ロッド「ああ・・・退屈だ・・・」
俺はロッド・レッドソード。
どうやら英雄の子孫だかなんだかの子孫らしい。
が、俺はそれで得をしたことなどない。
せいぜい家に不思議な剣があるだけだ。
で、今は歴史の授業中。
風の国の英雄だのをやっている。
教師「で、この女王がこの時攻め入り出会ったのが紅魔伝説の皇帝と称されるオーエン・スカーレットで・・・」
ロッド「ん?オーエン?」
なぜだかそのオーエンとやらに親近感と守りたいという心が目覚める。
何故だろうか・・・そうだ、例の剣手入れしないと・・・
教師「はい、六時限目は終わり!日直さん、頼むよ」
ロッド「」
やべえ・・・ノート・・・まあいっか
さて、帰るか
ロッド宅
ロッド「さて、布で磨くか・・・」
俺が件の剣を持つと頭の中に声が響く。
ロッド「!?」
???『すまん、驚かせてしまったか・・・』
ロッド「なんだよ・・・てかお前誰だよ」
???『あっと・・・名乗るのが先か・・・私はレーヴァテイン、オーエンの剣だ』
ロッド「オーエンってあの紅魔帝国のか?」
レーヴァテイン『ああそうだ、しかし紅魔は崩壊したんだっけか・・・』
ロッド「ああ、確かY・ブラッドのせいで崩壊したらしいが・・・まさか紅魔帝国を復活させろと?」
レーヴァテイン『そのまさかだ』
ロッド「それより何故この家にお前みたいな魔剣が?」
レーヴァテイン『お前がオーエンの子孫だからだ』
ロッド「なるほど・・・でも俺は吸血鬼じゃないし仲間もいないぞ?」
レーヴァテイン『大丈夫だ、あいつの家族と最も信頼していた四人は予め死ぬ前に魔鉱石の結晶となり封印されている』
ロッド「なるほど・・・ぬかりねえなご先祖様も、しかしオーエンに子孫はいなはずじゃあ・・・」
レーヴァテイン『ああ・・・話を少し戻すが四人の信頼していた部下の一人、近衛兵長と子を設けているんだ・・・だからお前にはその近衛兵長の血も・・・』
ロッド「理解」
レーヴァテイン『取り敢えず高校卒業まで頑張れや』
ロッド「はいよ」
序章《出会いと真実は突然に》
完
一章《旅立ちとドラゴンキラー》
二年後・・・
ロッド「この二年間魔法と筋トレと素振りで随分と鍛えたがパッと見筋肉ついてない・・・」
レーヴァテイン『問題ない、紅魔帝国はそんなのばっかだった』
ロッド「ありがとう・・・〈相棒〉」
この二年間に俺とレーヴァテインは仲良くなり適合性百パーセントだったりと色々あったなぁ・・・(白目)
ロッド「で、最初にどこに行くんだ?」
レーヴァテイン『・・・取り敢えずロメオから行くか・・・』
ロッド「ああ・・・かの東の総督様か・・・」