めざせ!サブX!

3代目めざせ!サブ4! / 3116

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レース記続き(今頃やっとですが)

折り返して
(次はあの橋までがんばろう)
と4つある橋がだんだん近づいてくるのを心の支えにして走っていました
最後の橋をくぐるのはあと1km地点くらいでしょうか
その橋を過ぎるといよいよ競技場が開けて
ゴールゲートの黄色い半円が見えてきました
ここまで来て
(やった~あと少しだ、あそこまで頑張ればいいんだ)
と思いました
ゴールゲートが1km先から遠めに見えるのは
ここリバティのコースの特徴だし醍醐味ですね
ただそれでもまだ1kmの距離があって
自分のランのスピードがあまりに遅いというのがあったせいか
見えているゴールが近づいているようなそうでもないような感じで
(あれ~?)
まだかまだか
実を言うと8km9kmと
膝がだいぶきつくなっていました
(くそ~痛てえなあ、練習で8kmまでしか走ってないからしょうがないよなあ)
(膝もってくれ~、制限時間内にはなんとしてもゴールするぞ~)
と必死でした
33km大エイドのテントが間近になってくると
(ラストスパートしなきゃ)
と思いながらも膝が痛くてスピードを上げられません
逆に後方からスパートをかける他の選手からどんどん抜かれる始末
(あ~)
でも時計を見るとどうやらなんとか制限時間はクリアできそう
(このままのスピードで歩かないでゴールできればいいや)
そんな気持ちで最後の半周トラックに入りました
(あ~この半周余分だよな~曲がったらすぐゴールだった昔の方がいいよな~)
と思いながら必死に足を進めていると
なんと、駆け寄ってくる人影が・・・
(ママさんだ!)
ゴール前のトラックで死にそうに走っている自分に向かって
まだまだ元気そうなママさんが駆け寄ってきてハイタッチしてくれました
(あ~うれしいな~)
と思いながらも
(ママさん、まだ走れるじゃん!元気じゃん!)
と思った次第でした。
そして
「足を棒のようにして頑張りました~!」
という実況声援のアナウンスの声
(俺のことじゃん?)と思いながらも
万歳してゴ~~~ル!
時計を見て1時間28分台というのを確認して
(やった、完走できた、うれし~!)
ほんと感無量のゴールになりました
心の中で泣きました

続く・・・かも

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