論理学では、論法における要素を記号で識別することができます。
例えば、
ふりぃずはアホである (全称肯定a)
シータはふりぃずではない (全称否定e)
よってシータはアホではない (全称否定e)
上記の三段論法が間違っていることは考えれば簡単にわかりますが、論理学的に記号化するとaeeとなります。この記号の羅列によって、考えずとも真偽が判定できる場合があります。
加えて、登場する概念が周延されているかなどを考えれば、真偽は確定します。上記の例のは、アホという概念が周延されていないので誤りとなります。
論法の意味を考えずとも、記号的な視点だけでその真偽を判定できるということです。
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