ダンボール戦機外伝 僕達の理由

ナノマシン!?
あの、自動修復してくれるナノマシンですか?!

（ラジャー）
ナノマシンにもいろんな種類があるんす

このインクの場合だと
CCMでもなんでも受信装置がある機械に前もってナノマシンと対になる、言わば「鍵」の役割をするプログラムをインストールしておくっす

鍵？
つまりその鍵がないといけないんですか？

よっぽど見せたくない物があるらしいな…

そうさ
そんでもってこのインクが乾いた後暗号化したいデータをある手段でインクのナノマシンにインプットする...
後は「鍵」が入った受信装置がある機械で読み取ると、暗号化が解除されて元のデータが取り出せる
山野博士がエターナルサイクラーの設計図をプラチナカプセルに隠したときみたいなものさ

（日記に自分のCCMをかざして調べる）
おそらく檜山はこの日記に少なく見積もっても数種類...
あるいはそれ以上のデータを仕込んだらしい

悪用を阻止する為だろうな…

ならば、イフリートの設計図がなぜこの方式で暗号化されていないか謎が生まれたが...
いや、憶測だが檜山蓮のこの暗号は我々の希望になるようなものなのかもしれないな
例えばイフリートを緊急停止するような手段などがナノマシンの暗号の中にあったのやもしれない

とにかく詳しく調べよう。

ああ
そしてこの日記も奪われないように厳重に保管せねばな

クッソー！
あのサラマンダーやウォーリアも回収すれば良かった!!

俺達でひそかに回収しに行くっすか？

いや、それでは敵に勘付かれる可能性がある

そういえばミソラ商店街で夏祭りがあり、ブルーキャッツもコーヒー屋台を出すんだったな...
その準備に紛れて残りの機体を回収しよう

すみません…八神さん…真野さん達も…

泊隊員、気にするな
あの場でインクに気づかなかった私の責任だ
それに、サラマンダーにウォーリアやドリューに「鍵」があると確定したわけでもない
（言い終えてからCCMでメッセージを送る）

とにかく…夏祭りの時に回収しないといけませんね…
後、凛さんが帰ってきたらドリューを解析しないと…

ああ
回収についての作戦会議は後ほど行おう

それとなく早く帰還するようにメッセージを送った
道も混んでいないからすぐに戻るだろう

セレディとの面会は中断した方がいいのでしょうか？

私としては日記の調査と並行してセレディとの面会も行いたいところではあるが...

後ほど今後の方針についても皆で相談しよう

とにかく…皆が帰ってきたら作戦会議ですね。

ひろおにいちゃん、せきにんとってうめあわせのでーといってあげよう？

そう…デート…
え!?デートォォォォォォォォ!?(ﾟＡﾟ;)ｺﾞｸﾘ
待ってください！僕が知ってる場所は日本だとアキハバラがトキオシティくらいしかないんですよ!?

動揺しすぎだ。

これもいい経験だよ少年

しおん
あまりヒロをからかわないの

ヒロも真に受けなくていいから

フ、フランさんはだ…大丈夫なんですか((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

間に受けてるよ!?
ヒロ「ぼ、僕はどうすれば((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」
ラン「落ち着きなよ!!」

まあまあ...
とりあえず、今夜...ね？（ヒロの耳元で囁く）

ひゃい！（裏声）

ふふっ

(レックスは一人の少年にどれほどの重荷を背負わせるのか…)

…ふむ、一通り調査したがバンと泊隊員以外には発見できずか

バン君…君だけではない。
僕達も背負って行こう…
ヒロ「ハイ！僕達はチームですからね！」
ラン「このまま黙っていられないよ！」
ケンゴ「まぁ…無茶はするなよ…ヤバかったら八神さん達に相談しろよ？」
バン「分かってます！」

私達も出来ることをやるわよ。
カズ「まぁ…ここまで来たんだ…最後まで付いてくぜ！」

俺もいますよ！
凛「あたしだって！」
しおん「おてつだいするよー」
オタクロス「ワシらは今更デヨ」

ここまで来たんだ！一蓮托生ってやつだ！
仙道「まぁ…俺に出来ることがあれば手伝うさ…」
アスカ「だって俺達仲間じゃん！」

ケンゴの言う通りあたし達大人にも頼るんだよ？
矢壁「俺らもいるっす！」
細井「サポートしますよ！」

ああ…！
私も加えて真野、矢壁、細井一同で君の助けになろう

私もはもちろん
サンにアスタや天馬達だって気持ちは一つよ

皆…ありがとう…(｀；ω；´)

俺達も全力でサポートさせてもらおう！

そのために来たんです
スズネ「うちもどんと任せてな！」

話は聞いたよ！
バン一人に重荷を背負わさせるかよ！
ジェシカ「何か出来ることがあるなら言ってちょうだい！」
ユウヤ「僕も出来ることをやるよ！」

乗りかかった話だ。
最後まで付き合うさ。
新入り「補助要員としてサポートします！」

うむ…軍人として出来ることをやる！