執筆目的 趣味で執筆
批評依頼 甘口(長所指摘希望)
たびたび質問していた、『寿国演義 御召列車編(仮称)』が、『 寿国演義 第三巻 皇后銀鈴、御召列車で天空の聖地へ向かい、舞を奉納するのこと』として完成しましたので、ご報告します。
あらすじ(ネタばれあり)、作者コメント、投稿先は下記のとおりです。
【ご注意!】
・本作の作者要望は「長所を教えてください」、目的は「趣味で書く」です。お間違えないようお願いします。
・本作は、予告なく削除することがあります。あらかじめご了承ください。ですので、もしも「まだ読みかけ」という方は、ご自身でWordやテキストエデッタなどにコピペして保存されることをお勧めします。
・「作者を成長させよう」などとのお考えは不要です。執筆はあくまでも【趣味】です。執筆で金銭的利益を得るつもりは全くありません。「善意」であっても、【新人賞受賞のため】【なろうからの書籍化のため】の助言は不必要です。
・ご自身の感想姿勢・信念が、本作に「少しでも求められていない」とお感じなら、感想はご遠慮ください。
・本作は、「鉄道が存在する中華風ファンタジー世界」がどう表現できるか? との実験作です。中華風ファンタジーと鉄道(特に、豊田巧氏の『RAIL WARS』『信長鉄道』、内田百閒氏の『阿呆列車』、大和田健樹氏の『鉄道唱歌』)がお好きでないと、好みに合わないかもしれません。あらかじめ、ご承知おきください。お好みに合わぬ場合には、無理に読まれる必要もなく、感想を書かれる必要もありません。あくまでも【趣味】で、「書きたいもの」を「書きたいように」書いた作品です。その点は十二分にご理解ください!
・あらすじで興味が持てなければ、本文を読まれる必要はありません。無理に感想を書かれる必要もありません。私も、感想返しが必ずしもできるわけではありません。また、感想返しはご随意に願います。なお、ひと言でも良い点を指摘できる作品に限り、感想を書くようにしています。
・攻撃的、挑発的態度などのご感想は、「非表示」「ブロック」の措置を取りますことを、あらかじめご承知おきください。
【作者コメント】
「中華風世界で、想定チベットの空想鉄道旅行記」として、何とかまとまりました。鉄道マニアネタを多く入れました。大した事件も起きていません。
中華、チベット、モンゴル風の雰囲気が出ていれば良いのですが。
【あらすじ】
数多(あまた)の女性が皇帝の寵を競う場というより、「女性だけの劇団」「女性官吏の独身者寮」といった感じの寿国(じゅこく)後宮。
某年夏、皇后・張銀鈴(ちょうぎんれい)は、三百年前の皇后で、幽霊の麹香々(きくこうこう)、銀鈴・香々付きの侍女・留茘娘(りゅうれいじょう)、程棗児(ていそうじ)と一緒に、帝都・長洛(ちょうらく)の後宮で昼食を取っていた。その席上で、銀鈴は香々に、「来年一月の聖地・天陽(てんよう)、卍湖(まんじこ)巡幸と聖地での舞奉納」の相談を持ち掛けた。この聖地巡幸と舞奉納は、銀鈴の夫である、今上皇帝・紀仁瑜(きじんゆ)の即位の儀式の総仕上げである。
秋になり、聖地での奉納舞や、聖地巡幸の途中で招かれる予定の遊牧民・古馬族(こばぞく)主催の宴席のお礼に行う舞踏公演について、銀鈴は女官・宮女たちと相談をし、細部を詰めた。
年が明けての一月十八日。銀鈴たちは、聖地巡幸に向かう御召列車に乗るために、像が先導する行列で長洛駅へと向かい、長洛駅前広場では櫓の上から菓子などの祭祀の供物を「おさがり」としてまいた。
御召列車に乗り込んだ銀鈴は、車内でおやつを作り、車内を見て回り、夕食づくりの手伝いをした。
長洛出発の翌日、蒼州(そうしゅう)州都・蒼寧着。蒼州牧(そうしゅうぼく)――州の長官――夫妻の出迎えを受け、氷結した塩湖・蒼塩湖(そうえんこ)で氷滑り(スケート)をした。
長洛出発の四日目には、古馬族の宿営地・翠塩湖に着いた。銀鈴たち一行は、まずは天幕での宴席に招かれた。銀鈴は、その席上の古馬族部族長夫人との会話で、古馬族の人たちが泰西の料理に興味を持っていることを知る。泰西とは、寿国が属する最大大陸の西端の地域。
天幕での宴席の翌日――長洛出発の五日目――には、午前中に古馬族による馬術の天覧があった。午後からは、翠塩湖製塩博物館館長の案内で、翡翠色の塩湖・翠塩湖での製塩業の視察をした。夜には、宴席のお礼としての舞踏公演を行った。
舞踏公演の翌日――長洛出発の六日――には、銀鈴は侍女の茘娘、棗児、厨娘 ――女性の料理人――たちと一緒に、古馬族の女性たち向けの「泰西料理教室」を開いた。
長洛出発の七日目――料理教室の翌日――。翠塩湖を立ち、聖地の天陽へと向かった。発車前、翠塩湖駅の駅務室で通票(タブレット)閉塞器の取り扱いを見学し、発車後は曲芸のような通票(タブレット)通過授受を見た。
寿国鉄道最大の難所・天届(てんかい)峠越えの中間駅、雲憩湖(うんけいこ)駅では、天届峠の歯車(ラック)式鉄道の視察をし、昼食を取った。その時に、「峠の上では猛吹雪で列車運転ができない」との知らせが届く。銀鈴たちは、予定外に雲憩湖駅で一日足止めを食らう。
銀鈴は、運転見合わせに伴い一般の乗客が退屈しているのを見て、「炊き出しや舞踏、講談をやっては?」と提案。香々や同行の女官たちの賛同を得た。雲憩湖駅側の協力を得て、汁粉の炊き出し、舞踏、講談を行った。
香々が真冬にもかかわらず、怪談噺をして、聴衆を凍り付かせてしまう。銀鈴が、典医を呼んできて、炊き出しの汁粉を配って、凍り付いた聴衆を回復させた。
長洛出発の十日目、当初の予定より一日遅れ。午前中には、雲憩湖駅の駅名の由来となり、寿国初代皇帝・太祖も立ち寄ったとされる、雲憩湖と小廟へと行った。雲憩湖駅を立って、天届峠を越え、一五時半過ぎに寿国鉄道最高標高地点を過ぎ、天陽が属する空州に入り、天届駅に着いた。天届駅では、寿国の国教・天陽教(てんようきょう)の法王、案内役の尼僧・ルンラグ、空州州牧、天陽地方鉄道局長の出迎えを受けた。
長洛出発の十一日目。空州州都・天陽に着いた。銀鈴たちは、天陽協の総本山で、宿所の光明宮(こうめいきゅう)へと案内された。一息ついた後、法王主催の内々の晩餐に招かれ、精進料理をふるまわれた。
長洛出発の十三日目には皮舟で天陽の川下りをし、十四日目にはじゅうたん工房を視察し、じゅうたんを買い求めた。
長洛出発の十六日目。聖地・卍湖(まんじこ)の湖畔で、銀鈴と香々は舞を奉納した。寿国各地からの供物を披露し、その後建国の三功臣の末柄、高官、一般列席者ともに、盛大な昼餐会が開かれた。山海の珍味、南方の果物が出された。銀鈴たちは、夜には温泉の露天風呂に入った。
銀鈴たちは、長洛出発のすべての日程を終え、二十一日目には宮城に戻った。
追記です。
これは、特に前作をお読みいただいた方への質問です。銀鈴の「食いしん坊キャラ」を、「料理人ヒロイン」に進化させましたが、いかがでしょうか。
本作のイメージ動画をYouTubeで公開しています。良ければご覧ください。
「大寿帝国鉄道院」
追記、その2です。
拙作『寿国演義 第三巻 皇后銀鈴、御召列車で天空の聖地へ向かい、舞を奉納するのこと』公開から2カ月たちますが、感想がつきません。10万字越えの完結原稿を、投稿先サイトに一気に投稿したことで、読者さんの負担になってますかね。1、2万字の「章」ごとに、1日ずつ予約投稿で分割投稿したほうが良かったのでしょうか。それとも、「話」単位でより小分けにしておいたほうが良かったのでしょうか。
ここに書いても、読んでもらえなさそうですが、ライトノベル作法研究所の掲示板に書いて、ほかの投稿をうめてしまうのも気が引けるのでここに書きます。
拙作『 寿国演義 第三巻 皇后銀鈴、御召列車で天空の聖地へ向かい、舞を奉納するのこと』公開より、2カ月以上たつのに、感想が1件もつきません。一応お一人、読んでくれている方がいますが、その報告をいただいて2カ月たっています。
投稿先のアクセス解説を見ても、アクセスがない日も出てきだしました。これは、構想段階からお世話になった方が「読み終えた」ということなんでしょうか。
構想段階から助言をくださった方のご感想は、ぜひ伺いたいところです。
拙作『 寿国演義 第三巻 皇后銀鈴、御召列車で天空の聖地へ向かい、舞を奉納するのこと』公開より、3カ月経過しましたが、内容についての感想が1件もありません。特にライトノベル作法研究所で、構想段階から助言をくださった方からの感想がないのが残念です。