・たまに更新
・クソ寒いギャグ
貝「そうだよタコ。分かったかい?」
タコ「馬鹿にされた気がした!くそー!消えろー!」ドカーン
タコの攻撃によって貝は他界してしまった…
それを見ていた貝の友人、鹿は言った
鹿「貝を殺すなんて…貴様に生きる資格はない!」
タコと鹿の喧嘩が始まった。
Dragonite
ヘタルのひかり
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凍結されています。
鹿・イカ・蜘蛛「ごめんなさい!!」
土下座をしている。
鹿「あんな事をするだなんて…俺に生きる資格はないな」
イカ「そんな事を言ってしまった俺に怒りたいよ…」
蜘蛛「タコめ…よくもあんな事を!!」
蜘蛛「さぁ、皆で協力してタコを倒そう!」
輪になり、手を重ねる。
鹿・イカ・蜘蛛・アシカ「おーー!!」
その頃豹達は…
鮭「な、なんとか離してはくれたが…」
鳥「ぜぇ、はぁ…つ、強い」
豹「ほんまにこれ勝てるんか…?」
ボロボロになっていた。
タコ「ははは!それでもお前はチャンピオンなんだよなぁ?」
タコ「それなのに!俺様に負けるのか!アッハッハッハ!!笑いが止まらねぇ!!」
タコは嘲笑っている。
鳥「うるせええ!」
タコに殴りかかろうとする。
タコ「雑魚が!!」
ビシッ!!またデコピンで返された。
鳥「ぐあああっ!」
1mぐらいは吹き飛んだ。
アシカ「鳥!!」
丁度アシカが来てくれた。
アシカ「大丈夫か?鳥!!」
鳥「あぁ、ゲホッ…大丈夫…大丈夫だ」
体のいたるところから血が出ている。
鮭「こ、こうなったらぁ…」
鮭「叫!!」
鮭「ボエエエエエエエエエ!」
鮭が叫んだ。鳥達は耳を塞いだ。
タコ「…」
だがタコは何もせずにただただ突っ立っている。
鮭「ぜぇ、はぁ、やったか?」
タコ「それだけかあああ!!」
タコは何も喰らっていなかった。鮭を殴り鮭を蹴り、ボコボコにされている。
鮭「ぐはっ、あっ、なんで!!」
豹「…鮭の技が効かないなら!これはどうや!」
豹「氷河期!!」
ヒュオオオと猛吹雪がタコを襲った。
タコ「…」
タコは鮭を殴って、殴って、殴りまくっている。
タコ「甘い!!」
鮭を放り投げ今度は豹に殴りかかった。
豹「こ、これも効かへんのかぁ!?」
アシカ「な、なら俺が…」
アシカ「足枷!!」
アシカ「よ、よし!これで!!」
タコ「効かない!!」
タコには効いていない。いつものように素早い動きでアシカを叩き飛ばす。
アシカ「ぐはあああっ!!」
鹿「よ、ようし!今度は、俺が相手だ!」
イカ「か、かかってこい!」
蜘蛛「ボコボコにし、てやる!」
三人が参戦。…だが足は震えている。
鹿「喰らええええええ!」
鹿が飛び蹴りをした。
タコ「甘い、甘すぎるぞ!」
またデコピンで跳ね返される。
鹿「ぐはあっは!」
イカ「おらあああああ!!」
タコに殴りかかる。
タコ「弱い」
右手を掴まれた。
イカを掴んだままグルグルと回転し、煉瓦に放り投げた。
イカ「がああああああっ!!」
蜘蛛「うぉりゃああああああ!!」
高速で殴ったり蹴ったりをするが…
タコ「ふん!!」
タコは全て避け、蜘蛛の腹部にパンチをした。
蜘蛛「ぐあ!!あっあああああ…!!」
蜘蛛はよろめき、今にも倒れそうだ。
鹿もイカも蜘蛛ももうボロボロ。タコは無傷で何も効いていない。
アシカ「これでも、ダメなの…?」
またアシカの顔が真っ青になった。
鹿「はぁ、はぁ…こ、これなら…」
鹿「四角!!」
今度は前よりも一回り大きい四角い箱が降ってきた。
がそれもまた戦車だ。
鹿「喰らえ!!」
ドーン…ドカーン!!戦車の砲口から弾が発砲された。煙に包まれ、辺りは火の海と化している。
鹿「今度こそやったか!?」
タコ「効かねぇんだよぉ!!」
煙の中からタコが現れ、ゲンコツ一発で戦車をベコッとへこませた。
鹿「なぁっ!?」
タコ「うおらあああっ!」
タコは鹿を高く蹴り上げ、雲を突き抜けドスッと落ちてきた。
鹿「がはっ!」
蜘蛛「鹿でも効かないなら…」
蜘蛛「曇天!!」
タコの頭上に雲が集まってきた。
タコ「…あ?」
ザアアアア
雨が降りタコはびしょ濡れに…なった?
バリバリバリバリバリ!!
今度は雷が降った。
タコ「…」
タコには何も効いていない。
タコ「おら!!」
タコが軽くアッパーをすると雲が去っていった。
蜘蛛「えええ!?」
イカ「この野郎…おらああああっ!!」
イカ「錨!!」
ドシーン!!空から錨が降ってきて、タコを潰した。
と思った。
タコ「こんなんへっちゃら」
タコは横綱100人分もある錨を軽々と持ち上げイカに向けて投げ返した。
イカ「うわああああっ!!」
イカは必死で逃げたが、結局潰された。
錨がゆっくりと消滅すると紙のようにペラペラになったイカが出てきた。
鳥「くそ…これでも勝てねぇのかよ…!!」
うなだれて煉瓦を強く叩く。
タコ「ふん、これで終わりだ!」
タコが手を前に出すと手のひらの前の小さな光の弾が徐々に大きくなった。
タコ「死ねエエエエエエ!!」
小さな光の弾からとても太いビームが放たれる。
鳥「くっ…」
目を腕で隠す。
「そうはさせない!!」
謎の声が聞こえた。
タコはビックリしビームを放つのをやめた。
アシカ「な、なんだ…?」
そこには
亀「やっほぅ皆!」
猿「…ちっ」
鯵「イェーイ!!」
鯛「やぁ」
以前戦った皆がいた。
鳥「な、なんで!!」
目からは涙が溢れている。
蛙「なんか神様にー多過ぎるから帰れ!って返されたわけ」
栗「そうそう、ビックリだぜ」
こっちの方がビックリだ。
鳥「み、みんなぁ…!!」
涙を拭き、皆に抱きつくーのを我慢し、タコの方を向いた。
タコ「なっ…まぁ、全員雑魚だからな!!俺様が負けるわけねぇ!」
柿「そんな事はない!」
象「皆で力を合わせればきっと勝てるに決まってるぞう!!」
タコ「さぁ、どうだろうなァ!!」
タコが皆の方へ殴りかかる。
亀「ハァ!!」
亀が手を前に出すと、タコが吹き飛んだ。
タコ「くそっ…どういう事だ!?」
さっきまで、無傷だったタコに初めて傷がついた。
亀「鳥には指一本触れさせない!!」
タコ「何をおおおおおお!!」
皆「うおりゃああああああ!!」
これが友情の力…鳥はそう実感した。
タコ「ゲホッ、ゲホッ…なかなかやるじゃねぇか…」
タコがどんどん傷だらけになっていく。
皆は少し怪我してはまだまだピンピンだ。
タコ「だがここからだあああああ!!」
タコ「うおおおおおおおおおお!!」
タコがそう叫ぶと元々ムキムキな体が更にムキムキになった。
タコ「これが真の力だ…!」
タコの赤色がどす黒く濁り体からは不気味な紫色のオーラが漂っている。
タコ「喰らえ!」
タコは大きく息を吸い、吐き出した。もの凄い風だ。
タコ「ふーーーーーーっ!!」
皆「うわあああっ!!」
皆が飛ばされていく。飛ばされてないのはさっきから戦いを見ていた鳥だけだ。
パン「パンク…しそうだぜ…」
梨「これはナシでしょ…」
皆、傷ついている。
鳥「み、皆!!」
タコ「今度こそ!死ねエエエエエエ!!!」
両手を前に出し、赤と黒の太いビームを放つ。
鳥「俺達は…」
皆の方へ走り出す。
鳥「この世界を守りたい!!」
その時空が金色に光った。
タコ「な、なんだ!?眩しい!!」
空から降ってきた虹色の小さな光の弾を優しくキャッチすると、溶けてしまった。
鳥「こ、これは…」
鳥の体からは虹色のオーラが出ていた。
鳥「皆!」
鳥が皆の方を振り返ると皆はコクリと頷いた。
タコ「まぁいい!喰らえええええええええええ!!!」
鳥「はあああああああっ!!」
皆が片手を前に出すと鳥の手から虹色のビームが放たれた。
タコ「なっ?!」
タコのビームが少し弱くなった。
鳥「俺達は負けないんだあああああ!!!」
虹色のビームはどんどん勢いを増していき、やがてタコを呑み込んだ。
タコ「この俺が…負けるなんてええええ!!」
タコの身体から悪霊が出ていったのが見えた。
どうやらタコは悪霊に操られていたらしい。だがその悪霊は俺達が退治した。
紫色だった空は青く澄み渡り、街に平和が訪れた。
鳥「へ、へへ」
雲ひとつない青空を見て鳥は優しく微笑んだ。
街に戻ると鳥達はたくさん祝福された。
「英雄だー!英雄が帰って来たぞー!!」
「悪霊を退治した英雄だーー!!」
鳥「英雄かぁ、なんだか恥ずかしいな」
鳥は照れ臭そうに笑った。
タコ「こ、ここは…?」
タコが目を覚ました。
トカゲ「どうやら目が覚めたみたいだぜ」
鰹「おはようだお!」
タコは許された。
タコ「やけに賑やかだな、何かあったのか?」
辺りをキョロキョロと見回している。
鹿「いいや」
鹿は咄嗟に嘘をついた。
タコ「なんかな、夢を見てたんだ」
タコ「俺が悪者になって、皆をボコボコにしちゃう夢」
タコ「でも最後は倒されちゃったけどね」
鹿「そ、そう。怖い夢だね」
それが本当の事だっただなんて口が避けても言えない。鹿はタコから目を逸らし苦笑いを浮かべた。
その後皆でパーティーをした。
鳥「最高だね。夢みたいだ」
亀に優しく微笑んだ。
亀「うん」
鳥「なぁ、亀」
亀「うん?」
鳥「友達に…ならないか…?」
恥ずかしくなり俯いた。
亀は驚いた表情のまま固まっている。
亀「何言ってんだよ!!」
鳥「だ、ダメか」
鳥は更に深く俯いた。
亀「いやそうじゃなくて…」
亀「もう友達じゃないか!!」
鳥の顔がパアアと明るくなった。
鳥「か、亀ぇ!!」
数年後。
俺達は成長した。
象「メガ盛りカレーだぞう」
象はカレーライス専門店「象カレー」の店長になった。
栗「しゃっくりが止まらなくてねぇ、ひゃっほぉ!ひゃっほぉ!」
サイ「いやどんなしゃっくりやねん!!」
栗はサイとコンビを組み漫才師になった。
パン「はーい、クロワッサン一つー」
パンはパン屋「パンパンベーカリー」の店長になった。
柿「締め切りがー…ヤバイよぉ、誰か助けてーー!!」
柿は今超有名な漫画家になった。
梨「梨汁ーぶしゃーー!!」
梨は今流行りのゆるキャラ、ななっしーの中の人になった。
猿「…さぁ次はどこへ行こうか亀」
亀「うーん、フランス!」
猿は付き添いの亀と一緒に世界各地を旅する旅人になった。
蛙「打倒猿…打倒猿…」
蛙は実家に帰り、打倒猿を目指して日々筋トレをしている。
貝「海外旅行のお金を貯めなきゃ!」
貝は海外旅行へ行くためにコンビニでアルバイトをしている。
鯵「いやぁ素晴らしい!星五つー!」
鯵は鯛と結婚し、グルメリポーターになった。
鰹「鰹は勝つーおー♪」
鰹はダイエットに成功し売れっ子の歌手になったが、語尾は未だにそのままだ。
鯛「はぁ、やっぱ大変だなぁ、タイとか台湾に行きたいよぉ」
鯛は大工になった。
鱈「よ、よーし就職頑張るぞ!」
働きたくないと駄々をこねていたが、今は就職しようと頑張っているようだ。
亀「カメルーンって良いところだなー!そうですよね?」
猿「…あぁ」
亀は猿と一緒に世界各地を旅するカメラマンになった。
トカゲ「ひゃひゃ!凄いだろう?コインが一瞬で消えたぜぇ」
トカゲはマジシャンになった。
鮟鱇「バクバクバクバク!!」
鮟鱇は大食い選手になった。鯵は良きライバルだ。
鹿「えーと、虫歯だねぇこれ」
鹿は歯科医師になった。
豹「稲妻を表現したダンスや!凄いやろ!これは高評価!」
豹はダンサーになった。
蜘蛛「明日は曇るでしょう」
蜘蛛は気象予報士になった。
アシカ「はいここでジャンプー!」
アシカはアシカショーのスタッフになった。
タコ「はい!たこ焼き一丁ー」
タコはたこ焼き屋の店長になった。
そして僕は…
鳥「俺の虜になりな!」
有名俳優になった。
皆、良い未来を歩んでいた。
鹿「暇!」
公園のベンチに腰掛ける。
「どうしたんだよ」
鹿が前を向くとタコがいた。
タコ「よいしょ」
タコが隣に座った。
鹿「いやぁー暇だなぁと…」
タコ「そうか…」
鹿「…懐かしいよねぇ」
タコ「…?なんの事だ?」
タコは首を傾げている。
鹿「あ、そっか。タコには言ってなかった!!」
タコ「なんだよそれ!」
鹿「…」
鹿は黙って噴水を見つめている。
鹿「なんかこうすると猿みたいだよね」
タコ「分かる…気がする」
鹿「猿で思い出したんだけどさぁ!!」
鹿「今猿ってカメルーンにいるんだって!」
タコ「へぇ聞いた事ないな」
タコ「へぇ聞いた事ないな」完