ここは見知らぬ人のアジト、とでも言うべきか。
暗い廊下を歩いていく。照明は一切なく不気味で不気味で身の毛がよだつ。
コツコツコツ、と足音と「助けてくれ」と言うあの三人の悲鳴だけが鳴り響く。
ガラガラ、と冷たい扉を開けた先にはSFモノでよく見る培養カプセルがズラリと並んでいた。
中には…何だろう。猫の顔が魚の顔になったような、蜻蛉の体が馬になったような、キメラが入っていた。
まだまだ歩く。培養カプセルが並んでいる廊下を抜けると
とても大きいメカがあった。先程の培養カプセルと比べるとややレトロチックだ。
鹿「な、何をするつもりだ…?」
鹿の声は震えていた。
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凍結されています。