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落書き文章。 / 2

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ノゼオ中尉 2019/08/13 (火) 00:53:38

 冒険者風味の若者が俺の目の前で意味不な言動を続けている
俺も日本語で対応出来るか試みてみたが、結果はお互いに「くぁw背drftgyフジ子lp」なようで
お互いの溜息だけはシンクロした様子
その後、ついてこいという意思表示なのか距離をとってこちらを向き手を仰向けにして人差し指を縦に動かしている
このままだと何も解決しないだろうと判断した俺はその指示に従う事にした

ついていくと徒歩10分程度で街の外壁らしき物が見え更に5分程度で麓の扉に着いた
冒険者風味は門番らしい人に会話して扉を開けてくれた
するとその先にファンタジー世界でよく見る中世ヨーロッパもどき光景が飛び込んできた

「こりゃ凄い…VR以上だ…」

すこしなろう系主人公の気持ちが分かった気がする。
いくらVR技術が発展しても、ここまで(リアル)お目にかかれる時代なんてないんじゃないかな。
まして、映像だけではない、視覚、嗅覚、触覚、聴覚の五感がこの現実を味わうのだ
都会っ子も田舎っ子も驚愕するだろう光景と言えよう
奥には城らしいものも見え、それなりの広さ、街並みがあり、賑やかな事を考えるとここは主要都市なのだろう(多分)

冒険者風味がついてこいと手を動かしている、さて「なろう」だと王様のとこ連れていかれて
何が始まるんです?第三次魔王討伐大戦だ!という流れになりそうだが、流石にアチラの世界の創作と同じ流れになるとは考えにくい、そもそも言葉通じないし、ならば怪しい者として尋問行か?言葉通じないけど?
さて、どの道ついて行くしか選択肢はないのだろう…ならせめて不幸な事態にならぬ様、祈るしかないだろう…
死んだら死んだでメールの送り主を殴れるとポジティブに考えてみるのもいいかも知れない。
まあ、メールの内容を真に受ける事になるが…

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