「 させないよ、『
ナイヤガラに止めを刺そうとした男の背後から前触れもなく現れた何者かが男の両腕をガシリと掴んだ。
「ふっ、藤遊………!?」
「遅れてすまないね、ナイヤガラくん」
現れた男は藤遊、ナイヤガラの同僚である彼はナイヤガラの命を奪おうと企む輩達の絶好の隙を陰で伺っていたのだ。
「何者だお前ぇYO…?」
「それは牢獄でゆっくり話してあげるさ…」
「つまらねぇ冗談はよせやぁ……………あ?」
藤遊に拳を振り上げたかに見えた男だったが、不思議なことに男の拳は藤遊に振り下ろされることはなく
ただ、静かにその腕と一緒にブランとぶら下がっているのみだった。
藤遊「君の腕の「自由」は僕が「支配」した、君の負けだよ、MC 松前くん」
藤遊はポケットから銀色のルービックキューブのような形をした“
「オイオイオイオイ………」
投げつけられた
「ッグハァ!?」
腹を締め付けられた松前は苦しみ悶えながら膝を崩しそのままだらしなく地面に転がり込んだ。
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凍結されています。