・グロ要素有り ・オリキャラ
とりあえず立てた
皆はカイリューの楽園って知ってるかな。
カイリューしかいない島の事。
遭難するとカイリューが連れて行ってくれるんだって。
面白そうだよね。
カロス地方に住む少女、マリー・ゴールドはカイリューが大好きだった。
子供の頃映画で悪い怪人をカイリューが倒すのを見て、憧れた。
私もカイリューのように強くなりたい。そう思った。
マリー「カイリューに会いたいなぁ」
マリーはそう呟いた。
ここはカロス地方。カントー地方でもアローラ地方でもない。
野生のミニリュウやハクリュウなら見た事はあるが、野生のカイリューは見た事がない。
マリー「…暇だし外にでも行こうかな」
ソファから降りて玄関に向かう。
マリー「行ってきまーす」
ガチャリ
ここはミアレシティ。カロス地方一の大都会だ。
今日もミアレシティは観光客で賑やかだ。
人混みを抜け、誰もいない広場に辿り着いた。
マリー「あれぇ、迷っちゃったかな」
ミアレシティはとにかく広い。地元の人だって迷う。
面白そう!
マリー「なんだろう…?」
目の前に会ったのは紫色の小さな小屋。
マリー「失礼しまーす…」
中に入ると、ガラガラくじの奥に魔女のような老婆が座っていた。
老婆「ひっひっひ、いらっしゃい」
本当に魔女のようだ。
マリー「えーと、道に迷ってしまったんですけどー」
ゆっくりと椅子に腰掛けた。
老婆は頷くと東を指差した。
老婆「東に真っ直ぐ行くといい」
マリー「あ、ありがとうございますー。では…」
マリーが小屋を出ようすると老婆は手招きしてこう言った。
老婆「くじ、引いてみないかい?いっひっひ」
マリー「あ、じゃあ引いてみようかな」
ガラガラくじの取っ手に手を触れた瞬間
老婆「おっと、金は取るよ」
むっ、と思って財布を取り出し、500円を出す。
マリー「よ、よし」
ガラガラガラガラ
出たのは金色の球。
マリー「これは?」
老婆「おお!おめでたい!一等だ!!」
老婆は側に置いてあったハンドベルを手に取りカランカランと鳴らした。
マリー「はぁ」
老婆「一等だからこれをあげるよ、是非お友達と行ってくれ」
老婆は五枚のチケットを差し出した。
チケットをよくよく見てみると「カイリューの楽園行き」と書かれていた。
マリー「え、ええええええええ!?」
ついつい叫んでしまった。
老婆「向こうのフワライドに渡すと連れて行ってくれるよ。運が良いねぇ」
マリー「あ、ありがとうございます」
そう言い小屋を出た。
老婆の言う通り東へ真っ直ぐ行くと、自分の家が見えた。
不思議だ。
それにしてもカイリューの楽園行きだなんて!!
マリー「うふっ、うふふふふ!」
黄色のクッションを抱えゴロゴロとベッドの上を転げ回る。
マリー「マリン達も誘おうかなぁ」
チケットを眺め、マリーは「ふふふ」と微笑んだ。
マリン「カイリューの楽園?」
紺色の少女はチケットをじぃと見つめている。
この子はマリン・ブルー。私の幼馴染でお金持ちだ。
エメラルド「なんならランクルスの楽園の方が良かったなぁ」
ロイヤル「いやいや、ペンドラーの楽園でしょ!!」
二人の少女はバチバチと火花を散らし張り合っている。
若緑色の少女がエメラルド・グリーン。紅紫色の少女がロイヤル・パープルだ。
クロム「ペンドラーばっかって怖くない?やっぱリザードンが一番だよ」
緋色の少女はクロム・レッドだ。
マリー「まぁいいじゃん。行こうよ行こうよ」
今私達はフワライドの前にいる。
マリー「どうぞ!!」
フワライドにチケットを差し出す。
フワライドはチケットをよく眺めると「フワー」と呟いた。
正直何を言っているのか分からないが、連れて行ってくれるという事だろう。
ゆっくりとフワライドの中に乗る。
「フワー」
今私達はふわふわと浮いている。
ミアレシティが離れていく。
今から行くんだ。カイリューの楽園に
海が見えた。青色がとても綺麗だ。
マリー「わぁ!すごいすごーい!」
マリン「本当!綺麗な海ね」
エメラルド「あれイッシュ地方じゃない!?」
ロイヤル「え、どこどこ!?」
クロム「本当だ!!」
皆はとても楽しんでくれているようだ。
マリーは少し嬉しくなった。
カイリューの楽園に着いた。
マリー達がゆっくりとフワライドから降りると、カイリューが一体やってきた。
カイリュー「バウ!バウバウー!」
本当に来たんだ、カイリューの楽園に。
マリー「わあああ!カイリューだあ!!」
目を宝石のように輝かせ思いっきりカイリューに抱きついた。
とてもすべすべしている。
マリン「なんて言ってるの?」
エメラルド「…さぁ?」
エメラルド「でも歓迎してくれてんじゃないかな」
マリー「いやぁカイリューは本当にカッコいいなぁ!まるで夢みたいだよぉ」
カイリュー「バウーバウバウ!!」
何を言っているのか分からない。
カイリュー「バウバウー!バウバウー!」
カイリューが辺りを見回しながら叫ぶとそこら中からカイリューがひょこっと出てきた。
カイリュー2「バウ?」
クロム「わっ!なんかたくさん出てきた!」
カイリュー3「バウ?バウバウ!」
少なくとも100体以上はいる。
カイリュー「バーウ!バウ、バウ!!」
カイリューは私達をグルッと囲んだ。
マリン「ひいい!?何よこれ!!」
エメラルド「こ、怖い…」
ロイヤルの後ろに隠れている。
カイリュー「バーウ!バウバーウ!!」
カイリュー2「バウバウ、バウ」
カイリュー3「バウバウ、バウバウ」
カイリューが私達に近付いてくる。
ロイヤル「ま、まさか…」
クロム「食べられる!?」
マリー「いやいや…」
カイリューは私達をヒョイっと持ち上げた。
マリン「食べないでーーっ!!」
カイリュー「バウー!!」
カイリュー達「バウー!バウー!バウー!バウー!」
空中に投げられた。
胴上げだ。
マリー「ほらね?」
ロイヤル「いや紛らわしいよ!!」
エメラルド「怖かった…」
マリー「いやぁ、カイリュー達に愛されてんだね」
クロム「そ、そうね…」
マリン「あ、あそこに宿があるわよ!」
よく見ると奥に宿がある。
マリー「よし、じゃあ泊まろう!」
五人は急いで宿へ向かった。
木造の宿だ。
扉の上の看板には「カイリューの家」と書かれている。
マリー「よいしょっと」
受け付けにはカイリューがいた。
カイリュー「バウ、バウ!」
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皆はカイリューの楽園って知ってるかな。
カイリューしかいない島の事。
遭難するとカイリューが連れて行ってくれるんだって。
面白そうだよね。
カロス地方に住む少女、マリー・ゴールドはカイリューが大好きだった。
子供の頃映画で悪い怪人をカイリューが倒すのを見て、憧れた。
私もカイリューのように強くなりたい。そう思った。
マリー「カイリューに会いたいなぁ」
マリーはそう呟いた。
ここはカロス地方。カントー地方でもアローラ地方でもない。
野生のミニリュウやハクリュウなら見た事はあるが、野生のカイリューは見た事がない。
マリー「…暇だし外にでも行こうかな」
ソファから降りて玄関に向かう。
マリー「行ってきまーす」
ガチャリ
ここはミアレシティ。カロス地方一の大都会だ。
今日もミアレシティは観光客で賑やかだ。
人混みを抜け、誰もいない広場に辿り着いた。
マリー「あれぇ、迷っちゃったかな」
ミアレシティはとにかく広い。地元の人だって迷う。
面白そう!
マリー「なんだろう…?」
目の前に会ったのは紫色の小さな小屋。
マリー「失礼しまーす…」
中に入ると、ガラガラくじの奥に魔女のような老婆が座っていた。
老婆「ひっひっひ、いらっしゃい」
本当に魔女のようだ。
マリー「えーと、道に迷ってしまったんですけどー」
ゆっくりと椅子に腰掛けた。
老婆は頷くと東を指差した。
老婆「東に真っ直ぐ行くといい」
マリー「あ、ありがとうございますー。では…」
マリーが小屋を出ようすると老婆は手招きしてこう言った。
老婆「くじ、引いてみないかい?いっひっひ」
マリー「あ、じゃあ引いてみようかな」
ガラガラくじの取っ手に手を触れた瞬間
老婆「おっと、金は取るよ」
むっ、と思って財布を取り出し、500円を出す。
マリー「よ、よし」
ガラガラガラガラ
出たのは金色の球。
マリー「これは?」
老婆「おお!おめでたい!一等だ!!」
老婆は側に置いてあったハンドベルを手に取りカランカランと鳴らした。
マリー「はぁ」
老婆「一等だからこれをあげるよ、是非お友達と行ってくれ」
老婆は五枚のチケットを差し出した。
チケットをよくよく見てみると「カイリューの楽園行き」と書かれていた。
マリー「え、ええええええええ!?」
ついつい叫んでしまった。
老婆「向こうのフワライドに渡すと連れて行ってくれるよ。運が良いねぇ」
マリー「あ、ありがとうございます」
そう言い小屋を出た。
老婆の言う通り東へ真っ直ぐ行くと、自分の家が見えた。
不思議だ。
それにしてもカイリューの楽園行きだなんて!!
マリー「うふっ、うふふふふ!」
黄色のクッションを抱えゴロゴロとベッドの上を転げ回る。
マリー「マリン達も誘おうかなぁ」
チケットを眺め、マリーは「ふふふ」と微笑んだ。
マリン「カイリューの楽園?」
紺色の少女はチケットをじぃと見つめている。
この子はマリン・ブルー。私の幼馴染でお金持ちだ。
エメラルド「なんならランクルスの楽園の方が良かったなぁ」
ロイヤル「いやいや、ペンドラーの楽園でしょ!!」
二人の少女はバチバチと火花を散らし張り合っている。
若緑色の少女がエメラルド・グリーン。紅紫色の少女がロイヤル・パープルだ。
クロム「ペンドラーばっかって怖くない?やっぱリザードンが一番だよ」
緋色の少女はクロム・レッドだ。
マリー「まぁいいじゃん。行こうよ行こうよ」
今私達はフワライドの前にいる。
マリー「どうぞ!!」
フワライドにチケットを差し出す。
フワライドはチケットをよく眺めると「フワー」と呟いた。
正直何を言っているのか分からないが、連れて行ってくれるという事だろう。
ゆっくりとフワライドの中に乗る。
「フワー」
今私達はふわふわと浮いている。
ミアレシティが離れていく。
今から行くんだ。カイリューの楽園に
海が見えた。青色がとても綺麗だ。
マリー「わぁ!すごいすごーい!」
マリン「本当!綺麗な海ね」
エメラルド「あれイッシュ地方じゃない!?」
ロイヤル「え、どこどこ!?」
クロム「本当だ!!」
皆はとても楽しんでくれているようだ。
マリーは少し嬉しくなった。
カイリューの楽園に着いた。
マリー達がゆっくりとフワライドから降りると、カイリューが一体やってきた。
カイリュー「バウ!バウバウー!」
本当に来たんだ、カイリューの楽園に。
マリー「わあああ!カイリューだあ!!」
目を宝石のように輝かせ思いっきりカイリューに抱きついた。
とてもすべすべしている。
マリン「なんて言ってるの?」
エメラルド「…さぁ?」
エメラルド「でも歓迎してくれてんじゃないかな」
マリー「いやぁカイリューは本当にカッコいいなぁ!まるで夢みたいだよぉ」
カイリュー「バウーバウバウ!!」
何を言っているのか分からない。
カイリュー「バウバウー!バウバウー!」
カイリューが辺りを見回しながら叫ぶとそこら中からカイリューがひょこっと出てきた。
カイリュー2「バウ?」
クロム「わっ!なんかたくさん出てきた!」
カイリュー3「バウ?バウバウ!」
少なくとも100体以上はいる。
カイリュー「バーウ!バウ、バウ!!」
カイリューは私達をグルッと囲んだ。
マリン「ひいい!?何よこれ!!」
エメラルド「こ、怖い…」
ロイヤルの後ろに隠れている。
カイリュー「バーウ!バウバーウ!!」
カイリュー2「バウバウ、バウ」
カイリュー3「バウバウ、バウバウ」
カイリューが私達に近付いてくる。
ロイヤル「ま、まさか…」
クロム「食べられる!?」
マリー「いやいや…」
カイリューは私達をヒョイっと持ち上げた。
マリン「食べないでーーっ!!」
カイリュー「バウー!!」
カイリュー達「バウー!バウー!バウー!バウー!」
空中に投げられた。
胴上げだ。
マリー「ほらね?」
ロイヤル「いや紛らわしいよ!!」
エメラルド「怖かった…」
マリー「いやぁ、カイリュー達に愛されてんだね」
クロム「そ、そうね…」
マリン「あ、あそこに宿があるわよ!」
よく見ると奥に宿がある。
マリー「よし、じゃあ泊まろう!」
五人は急いで宿へ向かった。
木造の宿だ。
扉の上の看板には「カイリューの家」と書かれている。
マリー「よいしょっと」
ガチャリ
受け付けにはカイリューがいた。
カイリュー「バウ、バウ!」