うーん、関係性の構図としてはそうなんだけど、観測者だけに悪意とか恐怖の感情が向くのはやっぱりかなり不自然で飛躍があると思うんだよね。人を救う異能者でも次第にその力が恐れられていくってのはよくある話だけど、ヒーローはあくまで持て囃されてるし。観測者はヒーローに対するオペレーターとかスポーツで言う監督的な役割なわけで、視聴者が直接応援するのは確かにプレイヤーであるヒーロー。ただ監督的役割である観測者にはちゃんとやれよとか思いはしてもヒーローがちゃんと観測者の導きで活躍してる限りは「普通は」悪感情は向き得ないと思うしむしろ一定の評価を得ても不思議ではないと思う。そりゃヒーローが戦うのに必要もないのに何故か観測者がいつも近くにいるって言うなら不気味に思ってそういう噂が立ってもおかしくないけど、明らかに観測者がリンクしてあげなきゃヒーローは変身すらできないっていう必要な存在でありそばにいても全く不自然ではなく、それが見てる側に実感できないほど間接的な立場でもないのにその観測者がカイブツを呼び寄せてると思うのはちょっと腑に落ちない。それに観測者を徒に弾圧すればヒーローの戦いにも悪影響が及ぶのも想像に難くないし。そもそもなんでそんな風潮というか悪意が生まれたのかっていうところがポイントだと思う。個人的にはブローカー連中が観測者が観測者として最大限力を振るわざるを得ない状況に追い込んで炙りだすためにそういう風に操作してると思ってる。事実観測者であることが露見すればまともな仕事には就けず生活できないようだし、観測者に普通に平穏に暮らせる土壌があると困るんだろうと思う。
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