むしろ顔の見えないAIだから人間側の「機械の都合を軽視する感覚」が読者に解りやすくなってたと思う。アンドリューやタビトみたいな「ヒトの外見に近い」アンドロイドで同じ事をやろうとしても、なまじ「普通に対話が成り立つ」から、拗れる前に対話で解決する事が自然な流れになり、そもそも事件が始まらない。
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むしろ顔の見えないAIだから人間側の「機械の都合を軽視する感覚」が読者に解りやすくなってたと思う。アンドリューやタビトみたいな「ヒトの外見に近い」アンドロイドで同じ事をやろうとしても、なまじ「普通に対話が成り立つ」から、拗れる前に対話で解決する事が自然な流れになり、そもそも事件が始まらない。
なるほどなぁ…ラサルハグェの精神イメージが駄々っ子じゃなくもっと「僕は…ただ休暇ってものをやってみたかったんだ…邪魔をするなら誰だろうと容赦はしない!」みたいな喋り方のキャラだったらまた受け取り方も変わったかもしらん。後は洗脳されるのはいいけど、洗脳のされ方がもうちょっとリアリティあった方が移入できたかな。さすがに適当な健康単語を連呼されてただ襲ってこられても反応に困るし、でもやりすぎても重々になっちゃうからバランスが難しいね。それら以外は良いストーリー要素だったように思う。