【知佳の美貌録】高原ホテル別版 艶本「知佳」
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知佳
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第19話 Shyrock作
女性誌ニャンニャン
嗚咽に近い喘ぎ声が浴室に響き渡った時、ついに球はのぼりつめてしまった。
球が達したことを知った浩一もまた球の中で肉棒を激しく硬直させ痙攣とともに果ててしまった。
ありさと球それぞれのカップルは仲良く揃ってチェックインしたが、当然ながらチェックアウト時はめいめいに退出した。
外気はかなり冷え込んでいたが、球たちは腕を組み、ありさたちは手を繋ぎ、それぞれが道玄坂を下り渋谷駅へと向かっていった。
◇
いよいよ出発の大晦日を明日に控え、ありさと球は旅行の準備に余念がなかった。
女性の場合、旅行の準備は男性よりも時間が掛かってしまうことが多い。
衣装選びに頭を悩ませ、化粧道具等のアイテムにも入念なチェックを行なう。
特に下着選びともなると、彼女たちは真剣なまなざしで持参するものをチョイスする。
ありさと球は偶然にも時を同じくして下着の選択を行なっていた。
ありさ「にゃんにゃん~、オンゴサマー♪この下着って本当にいい感触だにゃあ~。俊介はこの下着をどんな風に触れてくるんだろうなあ?うっふ~ん、ワクワクしちゃう~」
ありさはガーゼ状の下着オンゴサマーを両手で掲げ嬉しそうに広げてみた。
ありさ「あんなことやこんなこと、いっぱいされるのかなあ?・・・やんやんやん~!」
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嫉妬がらみのおもてなし
「わお~ 弄り回しただけで襞がねっとりと絡みついてくる。 益々上等な壺になって来たじゃないか」
最初は女壺の中を確かめるようにゆっくりと動いた漢が、じきに腰を動かすスピードを速めた。
「んっ! あう! くっ! んん!」
穿たれる度に乳房が大きく揺れた。 肉の襞が擦られて気持ちがいい。 静かだった波が大きくうねり始め嵐の大海に放り出され海獣に呑み込まれ揉みしだかれているようだ。
「そろそろいけ!」
ひと時動きを止めた漢が密着している腰のあわいに指を入れ肉の豆を弄んだ。
「んんっ!」
すぐになお美は絶頂を極め打ち震えた。
「よし! もっといけ!」
肉の豆から手を離した漢はなお美の腰をがっしりと掴んでグイグイ腰を打ち付けた。
「ああっ!」
次に来た大きな波に呑み込まれ、なお美はブルブルと太股を震わせ倒れそうになった。 バーを握っている手に力が入らず床に崩れ落ちそうになった。
漢の動きが止まり屹立が抜かれた。 白濁駅が洗い場の床に滴り落ちる。
ふうっと大きな息を吐き漢はなお美の肩からシャワーを浴びせた。
「せっかく湯が張ってあるんだ。 入るぞ」
漢はなお美を抱きかかえるようにして湯船に浸かった。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第20話 Shyrock作
ある投稿記事
『例2・いつも薄暗い場所が多い人はたまには明るい場所で』
ありさ「うんうん、ありさの場合真っ暗でもOKだし灯りの下でも大丈夫。これは問題ないかな?」
『例3・・・下着選びも大きなポイント。たまにはエッチな下着を着けて彼を驚かすのも効果的。一方エッチな下着が多くて彼が見慣れてしまった場合は逆に清純そうな純白の下着を着けてみるのも案外男心をくすぐるもの。』
ありさ「あ、そう言えば俊介って、わたしがTバックを穿いている時より、女子高生みたいな白のコットンパンティを穿いてる時の方が興奮したような気がするなぁ・・・ってことは俊介ってエッチな下着を見慣れてるってことなの?ムカッ!」
ありさは読んでいるうちに夢中になってしまい、目を皿のようにして特集記事に見入った。
やがて記事の最終ページをめくると読者からの投稿記事が掲載されていた。
その中のとある見出しが目に飛び込み、ありさは釘付けになってしまった。
ありさ「えっ・・・なんだって・・・?」
『彼氏の前で公然と浮気をしよう・・・それがクロスラヴ』
ありさ「彼氏の前で浮気ってそんなことできる訳ないじゃん。うふ、でもちょっぴり興味があったりして」
https://letsgochika.jp/blog-entry-19621.html
スワッピングを匂わせる発言に
「あの人ったらあなたがいると若返るみたい」
「儂は元々若い。 昨夜もしたのに、また朝からできるんだからな」
すぐに返した漢になお美はゴクリと喉を鳴らした。
「気にしなくていいのよ」
漢の愛人が気品のある笑みを浮かべた。
昨夜は粋な和服を着ていた漢の愛人が、今朝は白いノースリーブとラベンダー色の羽のように鮮やかなロングスカートだ。 髪を肩まで下ろし、和服とはまた違った美しさを漂わせている。
これほど艶めかしい女が男の愛人なのだ。 それなのになぜ漢は自分のような女を相手にするのかと、なお美はまた考えを巡らせた。
ひとときの遊びのつもりだろうか。 けれど、それならなぜ愛人のために借り上げたマンションに連れ込んだんだろう。 考えれば考えるほどわからなくなってくる。
「お口に合うかしら」
「えっ!? ええ、とても美味しいです」
なお美は我に返った。
「できるだけ早く、お宅に伺いたいわ。 ご主人にご挨拶しておけばお留守の時、ここに堂々と泊まれるはずだから」
愛人がいうのに合わせ
「それに、旅行にも行けるしな」
漢が付け足した。
「なお美には教えたいことが山ほどある。 バイブも使ったことがなかったとは、これから先楽しみがいっぱいでいい。 大人の玩具というか、プレイに使う道具はいくらでもあるぞ。 こんな話しをすると、またムズムズしてくるんだろう?」
https://letsgochika.jp/blog-entry-19622.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第21話 Shyrock作
クロス・ラヴ
『後で分かったのですが、驚いたことに、その夜のことは彼が友達や友達の彼と予め打合せをして仕組んだ芝居だったんです。彼には以前からそのような願望があったようなのですが、私にはずっと隠していました。そのことが分かった時、正直私はぶち切れました。
でもぶち切れたのはその場限りでした(笑)その後、4人で遊びに行った帰りなどには時々交代プレイを愉しむようになりました。4人と言っても4Pではないんです。その時だけ相手を交換して、必ずお互いが見える場所で行なうんです。不思議なことにお互いに見えていることで安心感があるんです。
いつの頃からか私たちは4人での相手交換プレイを『クロス・ラヴ』と呼ぶようになりました。でも決して友達の彼のことを彼以上に好きになった訳じゃないですよ。友達の彼の事は好感は持っているし信頼もしてますが愛したりはしません。安心感の中から生まれる一種の割り切りと言えば良いのでしょうか。うまく説明できないけど。
不思議なことに『クロス・ラヴ』を経験してから、彼とエッチをした時以前より燃えるようになったんです。どうしてなのかは分かりません。もしかしたら嫉妬心が一種のエネルギーに姿を変えてエッチの時に激しく燃焼するのかも知れません。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19623.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第22話 Shyrock作
破天荒
球「どうしたの?こんな時間に。今風呂から上がったところなので髪が濡れてるの。乾かしてから電話するね」
ありさ「そうなんだぁ。うん、わかった~、じゃあ、待ってるねえ」
自分の提案を少しでも早く球に伝え彼女の意見を聞きたかったありさは、少し残念そうな表情で携帯を置いた。
でもそんな奇想天外な提案を球が聞き入れるだろうか。
ちょっとでも早く球に伝えて球の反応を確かめたい。
ありさは携帯をそばにおいて球からの電話を待ちわびた。
一方その頃、球は髪を乾かしていた。
バスタオルで髪を包み両手で挟むようにしながら、軽くポンポンと叩く。
後はドライヤーで乾かすだけだ。
ドライヤーの風に髪をなびかせながら、球はポツリとつぶやいた。
球「ありさったらどうしたんだろう?すごく急いでいたみたいだけど・・・」
球はありさの事が気にかかり髪の手入れを早めに終えることにした。
冬は髪が乾きにくいが、もう大丈夫だろう。
ありさの携帯に着信音が流れた。
球「ごめんね、ありさ。何かあったの?」
ありさ「球、ごめんにゃ。あのね、今度の旅行のことだけどね」
球「うん」
ありさ「え~とね」
球「うん、何?」
ありさ「一晩だけクロスラヴしない?」
https://letsgochika.jp/blog-entry-19625.html
何処かで見かけた哀愁の漂う女
荒波に向かって佇む女 佐川隼人はもう幾日も繁華街の裏通りにある一杯飲み屋に通い詰めていた。
(う~ん、思い出せない。 確かに何処かで見かけた女なんだがなあ)
20代前半の隼人にとってこの店はもちろん馴染みではない。 会社の同僚に誘われ、たまたまカウンター越しに相手をしてくれたのが彼女だった。
この日も同僚の金森翔太に誘われるがままこの一杯飲み屋の暖簾をくぐったというわけだ。
一杯飲み屋というだけあって店の広さはまるでスタンドバー、カウンターの後ろに4人掛けのテーブル席が2組あるだけの小さな店だ。
その店を恐らく夫婦と思えるふたりで切り盛りしていた。 隼人がこの店に出入りし始めてこの日でもう5度目になる。
こういった店によくある何処かのデパートで仕入れてきた総菜を違う雰囲気の皿に盛って出す。 そういったやり口に加え恐らく自宅で仕込んできたであろうと思える家庭料理をもふるまってくれるのが気に入ってすっかり常連になりつつあった。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19626.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第23話 Shyrock作
葉山への旅路
球「にゃっ、浩一はたぶん浮気はしないと思うんだけど、この先も絶対に大丈夫って保証はないものね。それに最近ちょっとマンネリ化してきた感じだし・・・」
球の心が揺らぎ始めた。
恋人がいるのに浮気をしてしまった場合、ふつう『後ろめたさ』が付きまとう。
ところがありさが提案する方法であれば、お互い様ということになるので『後ろめたさ』もかなり軽減されることになる。
浩一や俊介も口には出さないが、もしかしたら今までにない新たな刺激を求めているかも知れない。
否、非難されるかも知れない。
これだけは本人に聞いてみなければ何とも言えない。
彼らに話してみてふたりの内どちらか一方でも断ればこの話しは御破算だ。
球「にゅう、ありさのその話、わたし乗ってみようかな?」
ありさ「え?球はオーケーしてくれるのお?嬉しいなあ~」
球「うん、でも俊介と浩一には当日まで黙っておいた方が良いと思うの。事前に言うと絶対に壊れちゃう」
ありさ「にゃんにゃん、ありさ、喋らないよぅ~」
球「約束ね。え~とそれじゃ段取りは・・・」
ありさの放った一言から話はとんでもない方向へと動き出した。
双方の彼氏に黙ったままで、旅行の夜、突然恋人を交代をする。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19627.html
旦那の前で告ってくれた恥ずべき過去
一杯飲み屋の若女将 「ええ~!? 家…… モデルなんてとんでもない。 小さい頃一度タレント募集でオーディション受けたことはります。 でも全然お呼びじゃなくて…… だからその方面はすっぱり諦めて卒業後は普通にOLしてました」
自分の過去を告るのが余程恥ずかしかったのか、俯きながら問いかけに応じてくれた。
「ふ~ん、そうなんだ。 ところでさあ、名前なんていうの?」
「あっ 私の名前ですか? 佳純です。 ほら、有村架純と読みは同じですけど私の場合最初に一文字が人偏のケイって書くんです」
店で使う名前だから本名じゃないだろうとは思いながらも、どこかタレントの有村架純を思わせる顔立ちについ隼人も話しに引き込まれていった。
「そうかぁ… タレント目指すぐらいだから当然ファンクラブなんてあっただろうねえ。 学生時代に知り合ってたら絶対俺も入ってたな」
「そんなんじゃないですよ。 うん、確かに周囲はうるさかったけど、別に人の目なんて気にしなかったし……」
今夜の客はふたりっきり、その客が気を悪くしないよう脇に立つ旦那は懸命に話しに割り込まないよう努めてくれていたが
「佳純さんかぁ……。 いい響きだねえ。 ところでさぁ、旦那とどこで知り合ったの?」
ここでようやく当の旦那が話しに加わって馴初めについて語り始めてくれた。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第24話 Shyrock作
豪華な別荘
ありさ「にゃんにゃん!海だあ~!」
球「あ、ほんとだ。でも寒そうだね~」
太平洋に面した穏やかな気候の湘南だがさすがに冬の海は寒い。
夏はサーファーや海水浴客で賑わう海岸線も、正月早々釣りを楽しむ人達の姿が疎らに見える程度だ。
話題の『レストラン葉○庵』は元旦と言うこともあって閉まっていて、結局ドライブインで食事をすることになった。
ありさ所望の葉山コロッケは帰路に着く3日であれば店が開いているかも知れない。
その後4人はコンビニに寄りドリンク等を購入しそのまま別荘へと向かった。
助手席の浩一の道案内で道に迷うこともなくスムーズに目的地に到着した。
◇
ありさたちは玄関ポーチから別荘を見上げた。
球「うわ~!すごい!立派な別荘だね~!想像していたよりずっと大きい!」
ありさ「にゃう~ん♪ありさ、大きいの、だ~い好き~♪」
球「ありさが言うとエロく聞こえるのはどうしてかな?」
ありさ「ぷんにゃんぷんにゃん!球ったら~、もう、失礼しちゃう~」
浩一がドアに鍵を差し込んだ。
浩一「さあ~、みんな~!入って入って~!」
玄関はかなり広くしつらえてあり4人が同時に入っても十分余裕がある。
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趣味仲間からの贈り物
盗撮 (あの美貌でモデルじゃないということは、いったいなんなんだ。 裏ビデオにでも出た経歴があるんだろうか……)
考えを巡らせたが裏ビデオに出ていたあとなるとあの美貌とスタイルなら当然人気はうなぎのぼりだろうから一度は目にしたことがあるはず。
(まさかデリをやっててSNSで流した……)
でも、それもなさそうだった。 あのルックスでネットに情報が流れたら店に電話が殺到するだろうし、そうと分かれば一度は電話で予約を取ったはずだ。
(……っとなると、大方学生間で交換する情報写真に載せていたのを見たことがあるのだろう。 それとも学校新聞とか……)
現在の年齢から言って恐らく彼女を目にしたのは十代と考えハッとした。 それは雑踏を避けて考えねばならなかったからだ。 急ぎ自宅に立ち帰り確かめねばならないことがあった。
自宅に帰り着くと玄関の鍵を閉め自室にも鍵を掛け引き籠もった。 納戸の奥から段ボールを取り出し中に厳重に仕舞い込んだ社会人になって初めて買ったスマホを取り出し充電器に繋いだ。
学生時代を通じ、一度たりとも女の子と付き合う機会に恵まれず、思いついてネットでヌク画像や動画を探して趣味仲間が流してくれたものをダウンロードしひそかに楽しんでいたのだ。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第25話 Shyrock作
バーベキューパーティ
ありさと球はソファで小休止したあと別荘内を一回り見学することにした。
俊介はコーヒーを飲みながら浩一と談笑に耽っていて彼女たちの後を追いかけなかった。
彼女たちは各部屋に備え付けてある高級そうな調度品や装飾品に興味を示した。
とりわけ直径3メートルはありそうな円形のバスを見たときは、湯の張っていない浴槽に入ったりと大いに盛り上がった。
ありさたちは今回の旅行が2泊3日と短いことがとても残念に思えた。
球「にゅ~、わたしここに長くいたいなあ~」
ありさ「にゃう~ん、そうだね。お泊り期間延ばす?」
球「そうはいかないのよ~。うちの家は結構厳しくて、この3日だけでもどれだけ説得に苦労したことか」
ありさ「そうなんだぁ・・・」
球「その点ありさはいいよね~。1人暮しだし」
ありさ「まあね」
自宅はもちろんのことホテルでも滅多に見かけないような広くて豪華な風呂に見入っていると、浩一が入ってきて部屋割りを告げた。
浩一「え~と、ありさと俊介は南側にある海の見える洋室だよ~。それから球とオレは東側の洋室に決定~」
ありさ「きゃあ~~~!嬉ぴい~♪早速荷物を運んで来よう~!」
球「え~~~?わたしたちの部屋は海が見えないの?な~んだ、つまらない」
https://letsgochika.jp/blog-entry-19631.html
息子を溺愛してしまった母による間違った子育て
息子を溺愛してしまった母による間違った子育て 佐川家は一言でいえば聡子がその全てを握っていた。 確かに夫婦生活は傍目では判断できないが、隼人的にはあの一杯飲み屋の女将とは真逆なのだ。
隼人は物心ついた時から現在に至るまで母の聡子は我が子と連れ立って出かけようとした。
「うちの人がやらない分、私が頑張らなくっちゃ」 が口癖で、まるで家庭教師のごとく何から何まで面倒を見るというより口やかましく指示を出す。 四六時中目を光らせ見張ってないといけないと考えていた聡子。 隼人が性に芽生え始めた年齢に達しても平気でお風呂に誘い時に床を供にした。
口やかましい聡子を嫌って亭主が夜のお勤めを拒み始めると、いよいよそのはけ口を身近な息子に求めるようになっていった。 しかし当の隼人が最も興味を抱いたのは同年代の女の子だったのだ。
母が欲情の赴くままに息子と躰を重ねようとする。 隼人はそれにより男女の性を覚えたが、果たして同年代の女の子が同じやり方で母と同じ状態に陥ってくれるだろうか。 奥手で声を掛けられないまでもそれを知りたがった。
そんな思いに駆られるようになったある日、隼人は外回りに出かけるふりをして一杯飲み屋の近くをうろついた。 店は夕方から開くのでこの時間に行っても開いてないことを知った上でである。
https://letsgochika.jp/blog-entry-19634.html
長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第27話 Shyrock作
チーズフォンデュ
逗子、鎌倉、藤沢を通って、茅ヶ崎、平塚そして大磯へと足を伸ばした。
人気スポットとは言ってもさすがにこの時期は人影も少なく、磯釣りを楽しむ姿を疎らに目にする程度であった。
帰路に着き、ありさたちは夕食の食材を求めてスーパーに寄ることになった。
今夜はチーズフォンデュである。
陽が西に傾いた頃別荘に戻ったありさたちは早速料理の準備に取りかかった。
今夜は俊介と浩一も調理に参加している。
ふたりともチーズフォンデュとロストポテトを作るのは初めてだ。
浩一がフォンデュ用のグリュイエールチーズとエメンタールチーズを摩り下ろし始めた。
球が鍋の内側全体ににんにくを擦りつけている。
鍋にワインを入れて、中火で温めるのがコツだ。
沸とうする直前に火を止めて、浩一が切ったチーズを入れて、弱火でチーズが完全に溶けるまでゆっくりと混ぜながら加熱する。
向こうでは俊介がフランスパンを切っている。
ありさは水洗いしたじゃがいもとバターをフライパンで炒めている。
ありさは球の調理風景を見ながら微笑んだ。
ありさ「わ~い、鍋がぷくぷく言い始めてるぅ~」
球「にゃっ、美味しそうでしょう?」
球はコーンスターチをキルシュで溶き鍋に入れた。
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強引に迫る隼人に、佳純は泣きそうな目をして許しを乞うた
「しゅ、主人にはこのことは言わないで! お願い……」
佳純は咄嗟に頭を下げて哀願した。 隼人の計算通りだった。
「旦那にはあくまでも内緒にしときたいんだな? だったら俺の言うことを聞いてもらおうか」
「……はい」
佳純はまるで蚊の鳴くようなか細い声で返事をした。 かすかに震えている。
「旦那はまだ帰ってこないってさっき言ってたな。 今のうちに家に上がらせてもらおうか」
隼人はスマホを内ポケットに戻し、佳純の肩に手を回した。 佳純は俯いたまま隼人を伴って店の奥へと入っていった。
客としてきているときには入ることもできなかった厨房奥へと佳純は隼人を誘った。 この日の佳純はデニムのジーンズを穿いて清楚なブラウスを着ている。 こういった系統が旦那の好みなのだろう。
厨房奥のドアを開け中に入ると景色が一変した。 玄関と思えるところにふたりがデート中に撮ったであろうツーショット写真が飾られていた。 その玄関と思えるところを抜けると夫婦ふたりだけの空間が広がっていた。
可愛らしいカップや小物を置く小さな棚は旦那のお手製だろうか、そこには如何にも彼女が好みそうなレイアウトでまとめられ小物が並べられていた。
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欲情への誘い ~他人棒から放たれるモワ~ッとした匂いに顔を歪める若妻~
佳純は俯いて恥ずかしさにじっと耐えている。 隼人はスカートをめくりあげていた手を離した。 彼女はスカートを如何にも恥ずかしそうに直した。
「奥さん、脱いでもらおうか」
「ええっ!! そんな……。 もう、許してください」
佳純は泣き出しそうな目をしてそう言った。
「ダメだ。 服を脱ぐんだ。 男と女がふたりっきりでいるんだ。 ここから先何をしたら許してもらえるか訊くまでもないだろう」
隼人の言葉は次第に大胆になっていった。
「うううっ……」
佳純は悲痛な声を上げブラウスのボタンを外しだした。 白いブラの中に納まった豊満な胸が見えた。 ブラウスを畳の上に落とすとスカートのホックとファスナーを外し、それも畳の上に落とした。
佳純はブラとパンティだけの姿になった。 盗撮画像で見た時よりも太股がふっくらしていて全体的には年齢を経て肉付きがよくなったように思え、それがいかにも人妻らしくそそられる。 スタイルだって申し分ない。 こんな極上の躰を旦那ひとりのものにしておくのは勿体ない。
佳純はなかなかききわけの良い女だった。 服を脱ぐところをじっくり見られるのは風俗の女でさえ嫌がる。 佳純に羞恥心を植え付けるため隼人は露になる裸身を舐めるように見た。
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長編官能小説 『クロス・ラヴ』 第29話 Shyrock作
暗闇の中で
球「う~ん、その可能性はあるね~。でもその場合は起こしちゃおうよ~」
ありさ「にゃんにゃん、そうだねえ。先に寝ちゃダメ!ってね~」
球「では、ありさ殿、まいりましょうか~」
ありさ「はいにゃ、お球さま、まいりましょう~」
球「おきゅうって・・・お灸みたいじゃん」
ふたりは最近お気に入りの大河ドラマの影響もあって、時代劇がかった会話を交わしながら、真っ暗なリビングルームに入っていった。
球「浩一?起きている?」
ありさ「俊介~、もう寝たのお?」
暗くて手探りなものだから男たちがどんな様子なのかよく分からない。
ありさ達は声で確認しながら一歩一歩進んでいった。
左のソファには俊介が、そして右のソファには浩一がいるはずだ。
浩一「起きてるよ~。どんなイベントを用意しているのか楽しみでとても眠れないよ~」
俊介「オレもまだ寝てないよ。ワクワクドキドキさ」
球「にゃっ、良かった~♪」
ありさ「うふん、さあ、何が起こるかお楽しみにい~♪」
浩一「で、電気は点けないの?」
球「そう、そのままでね」
ありさ「俊介も浩一もしばらく声をしちゃダメなのお~、いい?」
俊介「うん、それはいいけどどうしてなの?」
ありさ「それはナイショなのお~」
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