「このヘンタイ!外しなさいよこのベルト!!このバカ!クズ!」
「えぇ...嫌ですよ...外したらあなた逃げちゃうじゃないですか」
金属製の台に大の字で寝かされ、手脚をベルト状の手枷で拘束された幼い少女が、誘拐犯を睨み付けながら甲高い声で喚き、暴れ散らす。当然、そんな事で拘束は弛みはしない。
「くぅぅ...バカにして!アンタみたいな冴えないヘンタイ誘拐犯なんてすぐ警察に見つかって捕まるに決まってるわ!」
「そうですかね?これでも手際の良さと証拠の隠滅には自信があるのですが...さて、と」
「っ!!何する気!?触らないで!触らないでよ!!」
誘拐犯が「何かをしでかす」事を感じ取った少女は柔らかな肢体をくねらせ、儚げな抵抗を行う。
───それが怪物の糧とは知らず。
「あー、安心してください。"まだ"触りませんから...まずは下拵えをする必要がありますからねぇ。あー、そういえばランドセルにピアノの楽譜がありましたが、あなた...えー...最近の子は珍しい名前してるんですねぇ...るみなさん?弾けるんですか?」
「ちょっと!ルミのランドセル勝手に漁らないでよ!!弾けるからなに!?」
「もう弾けませんよ」
そういうと、拘束されて無防備な白く、繊細な、柔らかな少女の指先に
巨大な肉叩きが振り下ろされた。
「ぎ、ああああああああっ!!い゛だ゛い゛!!指が!!ルミの指が!!」
本来、食肉の繊維を引き裂き柔らかく食べやすくするためのギザギザとした打面は一撃で指の骨を砕き、赤紫色の内出血を引き起こす。
「なんで!?やだっ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!ゆるしてっ!!やめてっ!!」
突然な激痛に指と共に生意気な心まで打ち砕かれた少女な泣き叫びながら懇願する。
「やめませんが...んー、何故謝るんですか?謝る必要なんてあなたには無いですよ?だって、私は何の罪もない、可愛くて滅茶苦茶にしたいあなたを、殺す為に攫ってきたんですよ?あなたは何も悪くない。だから、どうか謝らないでください」
「は...?なに、言ってるの...?」
怪物に懇願は届かず、少女に怪物の常識は理解できず。
悍ましき行為は続行される。
「じゃあ続けますねー、取り敢えず指全部砕きましょうか」
「待って!!やだやだやだやめてやめ───ぎっ!?」
まるで食肉を調理するかのような手際の良さで少女の指が叩き潰されていく。
親指、人差し指、中指、薬指、小指が順番通りに、リズミカルに、テンポ良く使い物にならなくされていく。
かつて白と黒の鍵盤の上を優雅に踊っていた両手の指は、赤黒く腫れ、肉が裂け、血が滲み、骨が砕かれ、永遠に踊る事をやめた。
「うぅ...ぐすっ...ゆ、ゆび...ゆびが...あぁ...」
激痛、絶望、恐怖に染め上げられ涙を零す。
小生意気で気の強かった少女はもう既に死んだのだ。
だが、まだ殺し足りない。これだけでは、怪物の渇きと飢えは満たされない。
「ふぅ...いたた、これは明日筋肉痛待ったなしですね...さて次は...胸行ってみましょうか」
「ひっ!!う...あ...」
可愛らしいゴシックロリータ風の服を乱暴に剥ぎ取られ、芽生えかけの乳房が露わになる。
乳房に肉叩きが振り下ろされる。
「かひゅっ.....あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!゛!゛」
白く滑らかな乳房が赤色に染め上げられる。
何度も、何度も、何度も、肉叩きは振り下ろされ胸肉をぐしゅぐしゅに叩き潰して行く。
「おっと...胸部は叩きすぎてはいけない。長く楽しめませんから...そろそろ脚に移りましょう。胸と顔は、最期の楽しみですから...」
「あぐっ!ぐふっ!ぎぃ!」
脚が潰れた。
「あ゛ぐ゛!゛ぐ゛ぅ゛!゛ぎ゛ぃ゛!゛や゛め゛!゛い゛だ゛い゛!゛」
性器が潰れた。
「が゛、ぐ゛ひ゛ゅ゛」
顔が潰れた。
「...........」
潰れた。