**段階3:冒瀆の儀式が始まる
少女達の猥談合戦の盛り上がりが最大限に高まると、お茶会は次のステージへと移行する。
興奮がピークに達した少女達は服を脱ぎ捨て、おぞましき本性を顕とする。
白い肌は青白く変質し、海月の触手、蛸の触腕、蟹の鋏などに肉体の一部を変化させ、一斉に貴方に襲い掛かる。...一部の個体は触手を絡み合わせてのレズセックスに専心して此方には目もくれない。
本性を現した少女達は魔獣ランクの幻想種に匹敵する神秘を内包する。数は十〜二十体ほど。
直接戦闘能力はそこそこだが、厄介なのは領域外の生命特有の「概念触手による干渉」だ。
ねとぉ...と淫らな粘液に塗れた触手に触れた者は強烈な快感を受けて「魅了」されてしまう。サーヴァントであれば致命傷とはならぬものの「魅了」に弱い逸話を持つ英霊や人間は注意するべきだろう。
仮に貴方が触手による攻撃を受けてしまった場合は、魅了を受けるのみならず極端な乳房の肥大化や性別の変化、年齢の退行といった肉体改造を施される恐れもある。
軽微なものであれば時間経過で治癒されるが、短時間に何度も改造を行われると「人間の精神では耐えられないレベルの肉体改造」「肉体の肥大化により行動不可能となるレベルの改造」などが定着してしまいGAMEOVERとなる。
戦闘能力に長けたサーヴァントが1、2人ほど居れば殲滅は容易い。
速やかに殲滅できた場合、或いはこの場から逃げ延びることができた場合、このイベントは終了する。
その場にとどまり続け、殲滅に時間が掛かった場合、第四段階へと移行する。
**段階4:降臨
冒瀆的な&ruby(乱行パーティ){性儀式}は止まる事を知らず、貴方は飛び散った粘液に身体を蝕まれなからも何とか少女達に対抗していた。
ふと、貴方は海に目を向けた。直感的に感じたのだ。
そこから、何かが、来るのだと。
それは少女達の絶頂のリズムに呼応するかのように、海底より突然現れた。
それはショッキングピンクのロングヘアに赤い瞳、不釣り合いなほどに豊満な乳房を持つ少女に見える何かである。
愛らしく、魅力的な少女。上半身だけならば。
そして、少女は陸に上がろうとして「下半身」を顕にする。
「腰から下が蛸、海月、蟹などの海洋生物が混ざり合い、蠢く異形。そして快楽を貪らんと粘液を滴り落とす&ruby(おまんこ){牙を持つ膣}...」
『芒洋の淵源』と称される深淵の邪神、その憑代となりしものが『供物』...つまり『貴方』を喰らう為に此処に降臨した。
それは深淵の邪神そのものには遠く及ばぬが『快楽』を糧として『神化』した結果、神霊サーヴァントに亜ぐ存在として成立している。
撃退するにはその巨体を一撃で葬り去れる『大火力』を持つサーヴァントが必要であろう。具体的には『大海魔』を倒せるレベルの。
撃退した場合、このイベントは終了する。
イベント終了後、貴方は青き月の輝きに目が眩み、次に目を開けた時は...濡羽城近くの海辺に佇んでいた。
再び岩陰を捜索しても「秘密の入り江」が見つかることはない。
狂ったお茶会は終わり、海風は静かに熱った貴方の身体を冷ますのだった。
**元ネタ:[[狂ったお茶会>狂奔茶海淫獄 ボストン・マッドティーパーティー]]& [[『芒洋の淵源』>マーチヘア〔喪失帯〕]]と称される深淵の邪神...&color(#ffffff){ヴーゾムファ}の性儀式
なにこれ。
[END]
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