kagemiya@なりきり

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八卦の陣営/??? 2024/07/10 (水) 21:40:45

*【宝具】
** 『&ruby(プロジェクト・ビヨンド・ヒューマン){此方眩き星よ}』
''ランク:A 種別:対界宝具 レンジ:測定不能 最大捕捉:測定不能''
 かつて遥か彼方より飛来した超巨大彗星を媒介として人類救済を実行する悍ましき悪性宝具。
 凶星が放つ狂気の光は地上を昼間の如く照らし出し、人類が患う欲深い穢れた肉体という枷を打ち砕く。
 今を生きる人類や人属性を持つ存在に対して特攻効果を発揮するが、それ以外の存在への効果は薄い。
 理論上の展開時間は肉眼観測記録の18か月だが、抑止力の影響下では数分以上の発動は非現実的だろう。  

*【解説】
 1997年から1998年にかけて観測された大彗星。
 1995年7月23日に天文学者のアラン・ヘールが、ほぼ同時刻にアマチュア天文学者のトーマス・ボップがそれぞれ別々に発見した。
 その奇妙な偶然から2名の名前を冠してヘール・ボップ彗星と命名されたが、非常に輝くとされた予想を疑問視する専門家もいた。
 そんな疑念を覆して1997年から18ヶ月間もの長期間に渡って肉眼で見えるようになり、近日点ではシリウスの次に明るい星と化した。
 飛躍的に発展しつつあった当時のインターネット技術の影響から多くの人々を虜とし、その輝きで目を焼き付かせた『世紀の彗星』。
 かのハレー彗星を上回る膨大な観測情報から得られた、ガス尾とダスト尾に次ぐ第三の尾であるナトリウムの尾や彗星から確認された有機物質など天文学上の画期的な新発見も多い。
 
 しかし、このフォーリナーとして現界したヘール・ボップ彗星は前述したような天体ショーではない。
 とあるアマチュア天文学者が撮影したヘール・ボップ彗星の画像の奥にぼんやりと光る謎の物体が写り込んだ。
 後に観測上のミスと判明したが、その“未確認飛行物体”こそエイリアンの宇宙船であるという噂がオカルトマニアの間でまことしやかに囁かれた。
 それに目を付けたのが宗教団体ヘブンズ・ゲートの教祖を務めるマーシャル・アップルホワイトであった。
 宇宙人信仰と神智学と終末論を折衷した教義と魂の救済を謳ったが、共同設立者の死去を経て思想面において次第に尖鋭化を辿った。
 彼はその“UFO”こそ「天の王国」から飛来した我らの救いの手であると説き、信者38名の集団自殺事件という最悪の結末を迎えた。
 僅かな生き残りと元信者を残してヘブンズ・ゲートは事実上消滅となったが、それでも彼の狂気は大衆の心理に傷跡を遺している。

*【人物像】
〔データ破損〕

イメージカラー:深淵のコズミックブルー
特技:誰とでも仲良くなれる
好きなもの:白、善、理想
嫌いなもの:黒、悪、現実
天敵:[[昴星>泥天王寺のハービンジャー]]、[[踊り子>ロゼッタ]]、[[冒険者>ユリシーズ]]
願い:人類救済の遂行

【一人称】私 【二人称】〇〇さん 【三人称】我々

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