2024年1月2日のJL516便は17:47羽田C滑走路着陸後、海上保安庁機と衝突して炎上しました。
お亡くなりになられた海保機(DHC8-300 JA722A)の5名の乗員の方のご冥福をお祈りいたします。
よくご存知だとは思いますが、記録として客観的な面に関してあげておきます。
JAL機材は、A350-900 JA13XJ X11 369席で、乗客367名、乗員12名は全員脱出。
事故後羽田空港は全滑走路閉鎖となり、ダイバートが多数発生しました。21時半頃他の滑走路は再開したようです。C滑走路は8日に再開しました。
JAL国際線の当日の変更状況と当該機材のその後の運用は以下の通りです。
1/2 JL98 789 JA875J E92 KIXへ到着地変更、1/3 KIX-HND回航
1/1 JL71 789 JA878J E92 NRTへ到着地変更、1/3 JL8121 NRT-HND回航
1/2 JL26 789 JA870J E91 HKGへ引返し、翌日再就航
1/2 JL22 789 JA879J E92 PEKへ引返し後打切り、機材は翌日JL22便に充当
1/2 JL88 788 JA842J E12 KIXへ到着地変更、1/2 KIX-HND回航
1/2 JL94 763ER JA619J A44 羽田再開後就航、1/3になってから到着
1/2 JL86 788 JA829J E03 羽田再開後就航、1/3になってから到着
1/2 JL8664 738 JA305J V40 NRT便だが空域混雑のため一旦KIXへ寄港し再就航
1/2 JL95, 1/3 JL90 欠航
1/2 JL99, 1/3 JL96 欠航
1/3 JL21 欠航
1/2のJL2, JL4, JL51, JL72, JL74は再開後に遅延して出発。
その後欧州行き出発便に関して、
「東京羽田空港 使用滑走路における離陸性能制限のため東京成田空港へ一時寄港します」
として、成田または中部への給油寄港を行いました。
1/5-1/6 JL41 HND-NGO-LHR
1/4-1/7 JL43 HND-NRT-LHR
1/4-1/7 JL45 HND-NRT-CDG
国内線は欠航や遅延が多数発生しましたが、把握しきれておりません。
A350-900の事故損失で8日羽田C滑走路運用再開以降もJALは影響が残っていますが
公式案内で10日以降時刻表上運用は復旧見込みで
どっかの機種に皺寄せが行っていると思いますが
24日の国際線A350-1000就航玉突きで777-300ERが余剰となるので
福岡線の305/308便のように777-300ER国内線転用便が増えるかも