茨城ボランティアネットワーク
2023・1・10(火)第二回交流会に参加しました。
有意義なひとときを過ごすことが出来ました。参加された皆様、様々な情報交換ありがとうございました。
皆さんと、また参加されなかった方とも感想を交換したいと考えています。
1) オンラインの活動の話題がありましたが、今回の私のように、フォーマットを見失ったり、参考にする「いろどりの音声ボタン」を間違えたり、出したい教材を出せなかったりするときがあります。こうした単純なことが、初めての時や初回の方には不安なようです。N4やN3のJLPTに合格して、心づもりができた外国の学習者には、オンラインは便利なツールです。スマホでも出来ますが、画面の大きさが十分な学習支援つながらなかったりします。文字が小さくて読めない、画像が小さくて分からない・・・。背景を使うと、カメラの前で示すレアリアの映像も見えない角度があります。初級の方、入門の方には対面が何よりの助けになります。講師の先生がオンラインで、ボランティア支援者と学習者が同じ会場に居て、対面というハイブリット授業であれば、学習効果がまた、ちがいます。
2) 公立の小中学校に受け入れてもらえないケースでは、夜間中学に受け入れてもらったという報告がありました。国籍や年齢制限はないはずですが、制限がないのか、受け入れを拡大して柔軟に対応しているのか調べてみたいと思います。許容できない人数を入れてもかえって落胆させる方が害悪だという考えもあります。施設、教員、設備、学習機会、人権尊重のことなど、多くの課題がありありますね。
3) 外国にルーツのある小学生、中学生、高校生の学習支援は、『その方の将来を切り拓く』支援だと考えています。人生の可能性が大きく拓かれるには、自律学習できることが必要です。支援の目標は「自立学習」です。誰もが自分の人生を切り拓くことができる社会にしたいと思います。移民や人権の問題を考えないわけにはいかないようです。時々ニュースで、日本語が分からず中学を終わって就職したが、または、高校を中退して、その後、職を転々として、犯罪に至った経緯が説明される記事に出会うことがあります。これではいけないと思います。様々な事情で日本に来たのですが、そのために、人生の選択肢が極端に減ることは人権問題ですね。日本にあっても、人間として等しく各自の人生を切り拓く権利を支援したいと思います。
4) 八千代の方の報告ももっと聞きたかったですね。教育委員会や社会福祉協議会、小学校、中学校、高校の校長との連携や協力関係をいかに築くかという内容をお聞きしたいですね。次回も参加していただきたいと思います。教育委員会に所属した個人によって外国籍のこどもの教育への理解度とそれに伴う活動域が異なっているというのも教育の平等の観点からおかしなことだと思います。自治体による対応の違いがおおきい分野ですね。教育委員会は一般に保守的です。守谷市でも市長に面談し、その時に教育委員会の課長にも同席してもらってからは、コンタクトが少しずつとれるようになったのですが、こんなことでも、ここまで来るのに5年かかっています。これが現状です。 MIFA日本語講座委員会 宮本敏弥
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