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新旧プレイヤーに愛されるRuneScapeの運営スタイルとは。
RuneScapeは、22年の長い歴史を持つMMORPGで、今でもMMOランキングの3位〜5位に位置している。このゲームはイギリスを拠点として運営され、100以上のサーバーが活動している。課金サーバーと無課金サーバーの二つの選択がプレイヤーに与えられ、課金の仕組みは「bond」という月額利用チケットによって成り立っている。このbondはゲーム内でサファ5個分くらいの価値で購入できる。つまり無課金でも頑張ってアイテムを稼げば課金と同じ状態のゲームが楽しめる。
課金と無課金の大きな違いは、スキルの数とアクセス可能なマップの範囲で、非常に豊富なやり込み要素が含まれている。
みじめモンキーさんは古参プレイヤーとして、ゲームの全てのスキルをMAXにするなど、RuneScapeの魅力を最大限に楽しんでいる。
LvMAXのプレイヤーは、ボスの討伐をメインの楽しみとしている。しかし、最近導入された「ネクロマンシー」というスキルは、他のスキルよりも簡単に強力な技が使えるため、離脱プレイヤーが増加しているという問題が生じている。
この新しいスキルの背景には、従来のスキルが新参者にとって難解で、特定の裏技を使用するために外部の情報を頼りにしなければならないという課題があった。しかし、現代のゲーム環境では、SNSの発展に伴い、プレイヤー間の交流の必要性が低下してきている。運営はネクロマンシーのような簡単なスキルが必要と考えている。
この点を考慮し、ゲーム内の説明を強化する方向でアップデートが行われている。
それにも関わらず、RuneScapeが今も盛んにプレイされている理由として、「アイアンマンモード」という特別なゲームモードや、運営がユーザーの声を取り入れる姿勢、そして「Old School RuneScape(OSRS)」の存在が挙げられる。
アイアンマンモードは、他のプレイヤーとのアイテム交換ができない、課金アイテムを使えない、完全に孤立したゲームモードで、これにより真のRuneScapeの魅力を体験することができる。このモードは、ユーザーのアイディアから始まり、その後公式ルールとして導入され現在では5人に1人がこのモードをプレイしている。主に課金すると経験値が沢山得られること、簡単にレベルが上がることに疲れた人が中心に楽しんでいる。
RuneScapeは現在、RuneScape3とOldSchoolRuneScape(OSRS)の2つのバージョンで運営されている。RS3では新しいアップデートが積極的に行われているのに対し、OSRSは2007年時点の内容を保持しており、昔ながらのプレイスタイルを楽しむことができる。
RuneScape3とOSRSの両方でアイアンマンモードが存在し、最近はOSRSにのみ、新たに5人のグループで倉庫を共有して遊ぶ「グループアイアンマンモード」が導入されるなど、ユーザーの要望に応える姿勢が見受けられる。
Runescape3は新規ユーザー取り込みを視野に入れた大規模アップデート、OSRSは昔からゲームを知るコミュニティが喜ぶアップデートが行われている。
この両輪の運営スタイルにより、RuneScapeは新旧のプレイヤーを魅了し続けているのである。
追記
OSRSはRuneScapeに大規模なアップデートが行われた2014年、有名な配信者が昔のRSも残してほしいと声を挙げ電子署名を集めた。
これを受け公式で投票を実施、昔のRSをプレイしたいという声が多かったことからOSRSとして復活することになった。
その結果、RuneScapeでネクロマンシー導入のような大きなアップデートにより離脱した会員はOSRSに一時的に移る行動が多く見られ
RuneScape全体で会員の流出を防ぐことができている。
BOTの話、ボス討伐の課金の話など書けていないことがある…そこまできになった人は動画へ…