仏道の『阿頼耶識システム』

学術論文(仏教学) / 46

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法介 2024/11/10 (日) 16:51:33

又心心所若細分別應有四分,三分如前,復有第四證自證分。

又、心心所を若し細く分別するに、四分有るべし。三分は前の如し、復第四の證自證分有り。

此若無者,誰證第三心分既同,應皆證故。

此いい若し無くんば、誰か第三を證せむ、心分をいうは既に同なるをもって、皆證すべきが故に。

又自證分應無有果,諸能量者必有果故。

又、自證分は、果有ること無かるべし、諸の能量は必ず果有るが故に。

不應見分是第三果,見分或時非量攝故。

見分は是れ、第三が果には應ぜず、見分は或時には、非量にも攝するが故に。

由此見分不證第三,證自體者必現量故。

此に由って見分は第三を證せず、自体を證するは、必ず現量なるが故に。

此四分中,前二是外、後二是內。

此の四分の中に、前の二は是れ外なり、後の二は是れ內なり。

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