法介
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2024/12/02 (月) 03:03:50
漢訳経典では、
『中阿含』191「大空経」(大正 01 p.738 上、国訳 06 p.188)
あるとき世尊は釈迦国の迦維羅衛の尼拘類園に住された。そのとき世尊は迦毘羅衛に乞食して食事の後、加羅差摩釈精舎に赴かれた。このときこの精舎には多くの床座があり、多くの比丘らが止住していた。世尊は加羅差摩釈精舎を出て加羅釈精舎に赴かれた。そこでは阿難が多数の比丘らとともに作衣をしていた。世尊は阿難に「比丘は喧しい集団を離れて独住遠離の処を求めれば心解脱を得る」と語られ、内空・外空・内外空・不移動、経行・坐定、三悪不善念(欲念・恚念・害念)と三善念(無欲念・無恚念・無害念)、非聖論(王論・賊論等)と聖論(施論・戒論・定論・慧論・解脱論・解脱知見論等)、五欲、五盛陰(色・覚・想・行・識)、不放逸の教えを説かれた。さらに世尊は阿難の要請に応えて、煩師・煩弟子・煩梵行について詳説された。阿難と比丘らは世尊の所説を歓喜奉行した。
と説かれております。
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