仏道の『阿頼耶識システム』

『成唯識論』第三講 / 24

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法介 2024/11/10 (日) 07:03:43

此二皆是識所執受,攝為自體同安危故。

此の二は、皆是れ識に執受せられ、攝して自体と為す、安と危とを同じうするが故に。

執受に依って自体と為すと。

執受とは、執着するこころです。

執受及處俱是所緣。阿賴耶識因緣力故自體生時,內變為種及有根身,外變為器,

執受と及び處とは、俱に是れ所緣なり。阿賴耶は、因と緣との力の故に、自体生ずる時、内には変種と及び有根身とを変為し、外には器を変為す。

その執着するこころに依って、自身の身体と環境世界がとが生じると。

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