仏道の『阿頼耶識システム』

『成唯識論』第一講 / 22

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法介 2024/10/12 (土) 13:40:32 修正

果の相に対し因の相として第八識をみるのが「種子識」です。

諸法の種子を執持して、失せざらしむるが故に、一切種と名づく。此に離れて、余の法、能く遍く諸法の種子を執持すること、得可からざるが故に、此は即ち、初能変の識に所有る因相を顕示す。この識の因相は、多種有りと雖も、種を持することは不共なり。

「執持」とは、しっかりと保持することを意味します。

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