能く諸の界と趣と生とを引く善・不善の業の異熟果なるが故に、説いて異熟と名ずく。此に離れて、命根(みょうこん)と衆同分等を恒時(ごうじ)に相続して勝れたる異熟果なりということは、得可(うべ)からざるが故に、此は即ち、初能変の識に所有(あらゆ)る果相を顕示す。
この分段で「果相」の側面が紹介されております。
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能く諸の界と趣と生とを引く善・不善の業の異熟果なるが故に、説いて異熟と名ずく。此に離れて、命根(みょうこん)と衆同分等を恒時(ごうじ)に相続して勝れたる異熟果なりということは、得可(うべ)からざるが故に、此は即ち、初能変の識に所有(あらゆ)る果相を顕示す。
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