史実がそうだったからとしか言いようがないです、ハ号軽戦車は性能より数を優先、貧弱な国内外インフラ(=軍の運用能力)を優先した結果装甲が貧弱という装甲車に毛の生えたレベルで、後継車両の更新にも事実上失敗してます(性能が似たり寄ったりだった為開発したけど量産に踏み切らなかった、ムダ金です)、一応主砲威力の不足は分かってたらしく3回も装備主砲を切り替える等あがいてはいますが装甲に関しては後継車両で増強するつもりではありましたが装甲オラオラは想定してません、ハ号は対戦車も考慮した戦車でしたが評価基準がガバガバだったのがパッとしない理由(といってもノモンハンでは弱点を補い稜線射撃でソ連装甲車両に対し優位に終始戦闘してます、が数の暴力にすりつぶされます)、最初で最後の競争試作だったチハは元々歩兵直協戦車で対戦車戦闘は考慮外でした(相手は機銃座、対戦車砲)、機甲学校側(運用側)は主砲威力は兎も角、装甲は不足で価値無しとしてます(蛇足ですが95式でも同じことを言ってます)がシナ事変で軍予算が青天井になった結果せっかく作ったしと、より性能のよかったチハが結局量産されてます、開発時期的には世界水準の車両でしたが、本ゲームで相対する車両自体が4-7年後に実用化された車両が大半ですので通用するわけがありません、戦間期の世界的な軍縮ムードの中コストと数を揃えるのを優先目的で開発された戦車(日本側)と、方や欧州戦の戦闘に勝つために戦訓を加味し開発された車両群(M2A4~)とそもそも基礎設計の概念からして違います、悲しいことに終戦まで上記二車両が主力、穴埋めのポジションにあった為、正攻法の正面対決戦闘での戦車戦勝利の記録が恐らく存在しません、植民地配置の豆戦車も戦車とするなら開戦当初のマレーでイギリス軍の装甲車両は蹴散らしてますがその開戦序盤ですらスチュアート一個小隊に遭遇した1個中隊の95式一方的に撃破されて全滅してます、海洋国家だった日本では外征型の軍備を備える為に制約が多く、エンジン出力の非力さから重量を無制限に上げることができなかった為世界の戦車開発から遅れそれが終戦まで尾を引く形になりました。