①銃 19世紀初期は単発先込め式のマスケット銃が主流でした。 ライフル銃はありましたが先込め式でマスケット銃よりも射撃速度が遅く今と違うものです。 戦い方も横に並んで一斉射撃してから突撃するという戦法です。 19世紀中期、アメリカ南北戦争時でもマスケット銃が主流でした。 しかしケンタッキーライフルなど高機能なライフル銃も多数登場しはじめます。 後期になると元込め式ライフル銃が主流になります。単発です。(狩猟用ライフルみたいなもの) そのほかアメリカ南北戦争中に手動式ガトリング砲が発明されました。 ②ロケラン ロケット技術自体はありました。ロケット攻撃用小型艦船が存在していましたがあまり効用がなく限定的使用です。 打ち上げ花火のようなロケットを敵船に向けて撃つしょぼいものです。ランチャーではありますが今のロケランとは大きく違いますね。 ③火炎放射器 火炎放射器が軍事使用されたのは第一次世界大戦からで、産業革命期というよりは近代に入ります。 それに近い兵器は存在しませんでした。 ④戦車 戦車も第一次世界大戦からです。産業革命期にはありませんでした。 騎兵突撃が主流です。 ⑤飛行技術 ライト兄弟が1903年に動力飛行を成功させます。 ツェッペリンは1900年に飛行船を完成させました。 飛行船がぎりぎり19世紀ですがほとんど20世紀の技術と見ていいでしょう。 軍事利用されたのは第一次世界大戦からです。 当然ヘリはありません。 ⑥大砲 ナポレオン戦争以降にだいぶ進化しました。 鉄の弾を飛ばすだけのものから弾に爆薬と信管をつめて着弾時に爆発するタイプの野戦大砲が開発されました。 これで威力が格段にあがります。性能は違いますが現代の大砲と仕組みが同じです。 見た目は中世の大砲とあまり代わり映えしません。
知恵袋より
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