ちなみに3人組の残り2人はいつの間にかその場から居なくなっていた。相手がヤベーやつとはいえ、大男に捕まってる仲間をほったらかして自分たちは逃げるという"漢として"あまりにも情けない現実に、部外者の俺ですら悲しくなった。「無能な味方が一番の敵(?)」的なワードを聞いたことがあるが、「こういうことか…」と思うなどしたw
そして、2人がいなくなった事にトラブルの当事者達も気づいたらしく、残された3人組の1人の男は泣きそうな顔をしていた。一方、例のソイツはこう言った。
例のソイツ「おい、お前の2人もいたツレ、イモ引いて逃げてるみてえだなぁ…まああいつらも近くにいるだろうし、何時間かけても見つけ出して潰してやるけどな…俺は喧嘩売ってきた奴は1人たりとも逃がさんと決めてるからな。ホラよ周り見てみろよ、お前を助けてくれる奴なんて誰もいないんだよ、わかったら俺の質問に答えるんだなああああ!!??」
やはり例のソイツの発言はマンガか何かに影響されすぎだろ感ハンパない。それにしてもプロレスラーやヘビー級格闘家以上のデカさの図体しといて"自分より小さく弱い相手であっても1人たりとも絶対に逃がさない超粘着質な性格"なのはタチ悪いモンスターすぎて草も生えない。
3人組の1人「すいませんでした……もう二度とやりません…」
例のソイツ「謝れと言ってんじゃねえ質問に答えろと言ってんだが、日本語わからねえのかお前は……あぁあ゛っ!?脳ミソ○んどるんかドアホがオラ。」
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これ、特に赤字の部分、恫喝されてる当事者でもない俺でもクッソ怖くなったわ…中学時代俺をボコした時のこいつの顔がフラッシュバックしかけた。
実際、似たような顔だったしな…いかにもキレてる顔じゃなく、テラフォーマーズのゴキブリと死んだ魚が合わさったような表情に乏しい顔が恐怖を倍増させる。